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1000人で音楽する日。 - フィリピンニュース, 現地生活 最新情報発信
   
  1000人で音楽する日。
コーディリエラ・グリーン・ネットワーク(CGN)が発足したのは2001年。実は、それより前から、CGN代表・反町はコーディリエラ先住民族の文化の豊かさを日本の皆さんに伝えようと「Saliw Music」という名前で民族音楽を中心とした日本との文化交流活動を、「カラバオ・ママCarabao Mama」という名前で先住民族の手工芸品のフェアトレード販売を始めておりました。「Saliw Music」のほうは、同じ志をもつアジアと関わる友人たちと一緒に「Sundaland Art Net」という団体に発展させ、
「アートを通したアジアや環太平洋の国々との国際交流」
「日本を含むアジアのアートのスタンダードを世界に発信」
という趣旨で、フィリピンと民族音楽に限らず、もっと広い分野と範囲の国際交流を目的としてぼちぼち活動を開始しております。
 
 国際交流活動を始めた初期のころ、10年前の2000年に、
「コーディリエラ地方のカリンガ族の音楽を日本の学校での授業に取り入れたい!」
と、私たちを訪ねてくれたのが「天楽企画」の中川博志さん(インドのバーンスリの奏者でもあります)でした。中川さんはカリンガ族の竹楽器の作り方や演奏のしかたをこちらで学んで、日本に帰国後、神戸のジーベック・ホールで学校の先生向けのカリンガ民族の音楽講座を開いてくださり、講師としてカリンガ族民族音楽家を招聘してくれました。
(中川さんの10年前のフィリピン旅日記はこちら
 中川さんは、それ以前にもフィリピンを代表するシンガー、グレース・ノノなどと一緒にエイジアン・ファンタジー・オーケストラ(AFO)のメンバーとしてフィリピンを訪れたことがあったのですが、世界一単純ながら奥の深いカリンガ族の楽器に出会ったのはそのときが初めてだったそう。その後10年間、たびたび日本でのワークショップなどでカリンガ族の竹楽器を紹介くださっています。

 数ヶ月前にその中川さんから届いたメールマガジンで、フィリピンの作曲家・故ホセ・マサダの「Udlot-Udlot(ウドゥロッ・ウドゥロッ)」の1000人での演奏会を企画しているという記事がありました。
拍子木や単純な竹楽器をつかった演奏会とのこと。
「楽器ができる人もできない人も、歌が上手な人も苦手な人も、リズム感がある人もない人も、みんないっしょに集まって音楽を楽しんでみませんか?」
というわけで、月に1度、万博公園に集まって簡単な楽器づくりから練習を行い、10月23日には1000人での大演奏会を目指しているそうです。

 


 音楽ってむずかしいものではなく、誰でも参加できて、楽しむものなんだということが、私がコーディリエラ山岳地方の音楽から学んだこと(カリンガでは手作りの竹楽器は日用品のひとつでした)。
 また、音楽って3拍子とか4拍子とかの枠にはまったものでなくて、とっても自由なもんなんだというのも発見でした(いろんな拍子がひとつの曲の中に混じっていても普通なのでした)。
 また、そのときの状況や空気や気分で、縦横無尽に形を変えていいのが音楽なのだあ、ということにも気づかされました(すべての音楽は即興なのでした)。

 西洋の音楽とは違う東南アジアのオリジナルの音楽を基盤に新しい音楽を作り出そうとしたのがホセ・マサダ。フィリピンの音楽に興味のある人もない人も、ぜひぜひ、参加してみて、今まで知らなかったアジア的なる音楽に触れてみてください。

演奏会「1 0 0 0 人で音楽をする日。」
2010年10月23日(土)13:00~
参加費:無料( 自然文化園入園料が別途必要です)
場所:万博記念公園 自然文化園 お祭り広場

毎月の楽器作りと演奏のワークショップの日程は以下です。
・5/15(土) 14:00~16:00 10人で音楽する日
・6/12(土) 14:00~16:00 30人で音楽する日
・7/11(日) 14:00~16:00 100人で音楽する日
・8/22(日) 14:00~16:00 150人で音楽する日
・9/11(土) 14:00~16:00 300人で音楽する日
・10/11(月・祝) 14:00~16:00 もうすぐ1000人で音楽する日
参加費:無料( 自然文化園入園料が別途必要です)
場所:国立民族学博物館 特別展示館地階ピロティ

詳細は、「1000人で音楽する日。」のHPで。

それにしても
「1000人で音楽する日。」
なんて素敵なタイトル!
心躍ります。
 10年前に中川さんがはるばるバギオに来てくださったことで蒔かれた小さな音楽の種がいつの間にか芽吹いて、1000人の日本の人たちがフィリピンの音楽を手作りの竹楽器で演奏するなんて。。。感激です。
 私も行きたい! 10月23日の万博記念公園。


下に「1000人で音楽する日。」の企画趣旨を転載します。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
フィリピン人の現代音楽作曲家、ホセ・マセダ(1917~2004)によって1975年に作曲された「ウドゥロッ・ウドゥロッ Udlot-Udlot」には、「30人から数千人にいたる演奏者のための音楽」と付記されていますが、この曲は専門的な音楽訓練のない人々でも演奏に参加することを当初から想定して作られたものです。
現代のわたしたちは、長い歴史をもつ伝統音楽はかろうじて残っているものの、ほとんどが西洋的システムに基づいて作られた音楽に取り囲まれています。また、音楽は他の生産物と同様に「商品」として生産され流通しています。しかし音楽は、専門家だけに委ねられるものではなく、本来、誰でも作ったり歌ったり楽しむことのできる人間の基本的な表現行為であり、人間のあらゆる活動と環境に密接なつながりをもつものです。東南アジア各地に広がる部族の音楽を調査したマセダは、そうした音楽の本来的意味と、西洋的システムとは異なる「東南アジア固有の音楽のアイデアを見いだし、それを基盤・出発点として新しい音楽をつくろうとしたのである。決してヨーロッパの模倣ではない、自前の音楽をつくることが彼の目的であった」(中川真)。その一つが今回の作品「ウドゥロッ・ウドゥロッ」です。マセダのこうした姿勢は、欧米のいわゆる現代音楽作曲家やアートに関心のある人々にも評価され、作曲された1975年にマニラで初演されたあと、日本(1991)、ドイツ(1995)、ブラジルなどでも演奏されました。
わたしたちは、このようなマセダの音楽思想は現在でも非常に重要であり、「ウドゥロッ・ウドゥロッ」演奏には以下のような意義があると考えています。
1.多くの人びとが一つの目的を共有し祭り空間を味わう。
2.東南アジア固有の音楽思想を演奏を通して体験し、異文化の理解を深める。
3.千人の作り出す濃密な音の響きを楽しむ。
4.新しい音楽芸術のあり方を、聴衆としてではなく演奏することを通して体験する。
5.公演本番までのワークショップの積み重ねを通して恊働の意味を考え直す。
6.公演参加者は国籍、障碍の有無、年齢、性別を問いません。個人や社会がもつ壁を取り除き同一の目的を共有した体験ができます。
以下は、作曲者自身がこの作品について述べたものです。
—–この音楽は単に無数の人びとが一つのメロディーを演奏したりうたう国歌のようなものではなく、むしろ多くの人びとにそれぞれ異なる音を演奏してもらうことによって、その音を拡大したり音量を大きくしたりしないで音を屋外でばらばらに散乱させるような音楽なのだこの音楽をこれだけ多人数に分担してもらうためには、演奏するものが単純な音で、しかも音楽が単純すぎて魅力のないありきたりのものにならないようにしなければならない。・・・ここでの重要な音楽要素は音の反復あるいは連続の原理の使用であり、これがこの作品の基本構造をなす。・・・この音楽を学生に演奏させることには、新しい教育的な価値がある。『ウドゥロッ・ウドゥロッ』のなかで一対の棒によって演奏されるリズム・パターンは、連続した三音、休止一つに続く一音で、全体では五拍のリズム・フレーズになる。五の単位で数えることは東南アジアの多くの音楽でも、また大部分の西洋音楽でもなじみのうすいものである。五拍リズムの意識は演奏者にも聴衆にもひとしく時間の別な尺度を紹介し、そこから物事の新しい秩序、あるいは人びとの別な思想や秩序にみちびくような新しい考え方を知らせることになる。楽器による「ピッチのない」音(あるいはうたえない音)や、音楽をするのに安価な地元の楽器をつかうこと、一音だけのメロディーという概念、リズムのない音楽や、音符のかわりに数字と記号の組による楽譜をよむことにも、教育的な価値がある—-『ドローンとメロディー 東南アジアの音楽思想』(ホセ・マセダ著/高橋悠治編・訳、新宿書房、1989)
  Homepage: http://www.ph-inside.com
Updated: 2010/09/06

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