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ルソン島紀行 山岳州篇 2017 その(14) ボントックからジプニーでバナウエまで - フィリピンニュース, 現地生活 最新情報発信
   
  ルソン島紀行 山岳州篇 2017 その(14) ボントックからジプニーでバナウエまで
 

なかなか発車しないボントック-バナウエ間を走るジプニーに痺れを来たし『運賃倍額』で交渉してようやくジプニーはボントックの町を離れる。乗客は我々2人とオーストラリアのバック・パッカーなど外人ばかりで計6人。

写真-1 

 車体は小さなジプニーでも30人くらいは平気で乗せるから、6人くらいでは運転手も通常の料金ではなかなか走りたがらないのは分からなくもない。写真-1はボントックの中心をゆるゆる走り、やがて右側に曲がって川を渡り山道に入る手前の様子で、左の方に緑色の道案内が写っている。

 左の道路を行くとカリンガ州の州都まで124キロと記載があり、ルソン島山岳地帯の最深部へ通じ、そちらはイロコス地方に近い。その道路案内の一番下にバナウエまで46キロとの表示が見え、距離的にはそうはなくても峻険な道路を走るので時間はかなりかかる。

写真-2 

 写真-2はその道路の具合で山の中腹に道は付けられているが、こういった山の様子なりに道があるので谷の向こうに道路が見えても延々とジプニーは谷を縫うように走り時間がかかるのは仕方がない。

 沿道の景色は悪くないが、勾配のある場所ではノロノロと走り、この年季の入ったジプニーは大丈夫なのかと思うが、見かけよりは力強いエンジン音を響かせている。そんな途中で出会ったのが写真-3のサイクリストで、山道の上り下りはきついだろうと思うが、好きで走っているのだからいうことなし。

写真-3 

 その昔、北海道を自転車で回った時、札幌手前の雪の積もった中山峠を越えた時を想い出すが、乗っている本人は傍で見るより楽しいものである。

 バナウエを出た時、外人グループは屋根に陣取っていたが、さすがに山の空気は冷たく、最初は粋がっていたようだが耐え切れず車内に撤収。運転手は『ほら、見たことじゃない』とニヤリと笑っていた。

写真-4 

 写真-4はバナウエにかなり近づいた地点で遭遇した屋根の上に乗る外人観光客。何かのガイド・ブックやSNSにジプニーの屋根に乗れば爽快といった情報が書かれているから、こういう乗り方が観光客の間に流行っているのだろう。

 私も一度、ミンドロ島でジプニーの屋根に興味本位で乗ったことがあって、その時は道にはみ出た枝がバサバサと身体を襲い、しかも車体は左右に大きく揺れかなり危険な体験をしたので、それ以降は一切屋根に乗ろうという気は起きない。

写真-5 

 そうやって3時間以上かけて着いたのがバナウエの町で、平均時速は平地の自転車並みだが、運転席横に座っていたため景色も充分堪能できた。写真-5の奥に見える建物はツーリスト・センターでジプニーはこの建物前が終点で、右に降りて行く道路は町の中心に向かい、各地域へ向かうジプニーが発着する賑やかな広場がある。

写真-6 

 ツーリスト・センターでは、訪れる観光客相手に案内をしていて、写真-6はそういった観光客向けにあるツアー案内で、やはり売り物は世界遺産に指定されている『ライス・テラス=棚田』観光で、日帰りや泊まりのコースが記されている。

 2番目に書かれているコースが我々の本日行く予定に重なるが、こういったツアーではなくツーリスト・センター前に屯するトライシクルの運転手と交渉して、水と簡単な食料を買って本日の目的地Batad=バタッドへ向かう。

  Homepage: http://cebushima-blg.jugem.jp/
Updated: 2017/05/30 (火)

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