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ルソン島紀行 山岳州篇 2017 その(20) バタッドの滝を見てからその日の内にバナウエへ戻る - フィリピンニュース, 現地生活 最新情報発信
   
  ルソン島紀行 山岳州篇 2017 その(20) バタッドの滝を見てからその日の内にバナウエへ戻る
 

 バナウエから乗って来たトライシクルの運転手に『この日の正午』に迎えに来るように頼み、バナウエから夕方発のマニラ行きのバスに乗るので棚田巡りと滝見物も忙しい。


【写真-1 土砂崩れも見える渓谷 この石を棚田に積んでいる

 写真-1は胸突き八丁を下ってようやく川に近づいた様子で、滝は左手上流にある。下りはまあ何とか降りられてもこの逆、昇りの苦しさを思うとゲンナリするが、ここまで来たら滝まで行くしかない。


【写真-2 なかなか様子の良い滝で滝壺まで行ける】

 そうやってたどり着いたのが写真-2で、この滝は『TAPPIYA(タピヤ)』と名付けられてあり、写真では比較する物がないのでスケールが分かりにくいが落差70mの堂々たる滝になる。

 通常は滝壺まで行けるが時間がないのと帰りの体力を考えて、写真を何枚か撮っていくらも休まずに元来た道を引き返す。

 川からまた胸突き八丁を上り詰めるが、息も絶え絶えで昇り、その途中に上手い具合に設けている茶店で生のココナツの実からジュースを飲んだが、こんな山奥にココナツの樹があるのも不思議である。


【写真-3 この辺りの棚田は水を張って苗を育て植え付けも間もなく】

 やっと写真-3の地点に来て眺めるとこの地点から、泊まっている山小屋は右の方に雲がかぶさるように落ちている集落のその上で、まだまだ相当距離はある。コースとしては棚田の最下部にある伝統的な集落を通るのだが、残念ながらパスして帰路を急ぐ。

 結局、4時間弱で滝との間を往復し、荷物をまとめたが、ガイドをしてくれた地元の人間などゴムぞうりでスタスタ歩いていたし、そのガイドが連れていた割合大きな犬も滝まで往復したから慣れとはいえ大したものである。

 ただし、この元気な犬も帰る時に見たら机の下に潜り込んでグタッと眠り込んでいたから犬なりに疲れたのであろう。


【写真-4 一応国の事業だが観光用道路など必要かという疑問はある】

 荷物をまとめて最初に歩んだ道を戻ると、道路工事の真っ最中で、その工事方法も土砂を下の谷にそのまま投げ入れる粗っぽいやり方で、自然破壊など何のその。

 写真-4は道路工事の案内で、この地点は『DALICAN(ダリカン)』と分かり、バタッドまで道を付けている。国の事業で観光のためと書いてあるが、バタッドの人でも道は必要ないという人も居た。

 道路の予算は日本円で9千万円位、工期は1年の今年の3月に開通予定らしいが、写真を撮った時点が1月でどう見てもあと数ヶ月で開通するとは思えないが、別に急ぐ必要もないのであろう。


【写真-5 この工事の進捗具合では工期は遅れるしまともな道路になるかどうか】

 写真-5はその荒々しい工事作業の様子で、手前に写るスカート姿の老人など、この工事の様子を見て観光気分でバタドの棚田を訪れたのであろうが、この場所で帰るといって先には行かなかった。

 ともかく道路造りも善し悪しだが、この道路が開通してバタドへ車が直接入るようだと、一気に環境は駄目になるのは目に見えている。


【写真-6 この会社にフィリピンから電話したら驚くだろうな】

 写真-6は道路工事現場にあった『コンプレッサー』で、何気なく見たら写真で分かるように奈良県の建設会社が使っていた代物。それが回り回ってフィリピンのこんな山奥で使われているとは当の会社は勿論、扱った中古機械業者も存じないであろう。



 

  Homepage: http://cebushima-blg.jugem.jp/
Updated: 2017/08/02 (水)

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