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セブの地獄的な交通渋滞を考える - フィリピンニュース, 現地生活 最新情報発信
   
  セブの地獄的な交通渋滞を考える
 

 セブはここ数年酷い交通渋滞に見舞われている。拙宅に近い道路の例では、以前は信号待ちの車の長さは100mくらいしかなかったのに、今ではその56倍の長さになっていて、見る度に列は長くなっている。

 

【ダウン・タウン方面の一方通行路】

 

 こうなるのは誰でも分かっていたことだが、フィリピンは車社会に入ってしまいながら個人も行政も政治も成り行き任せで来ていた経緯もあり、ゴミ問題と同様のその先は全く見えずその辺りを探ってみたい。

 

 何といっても車が激増しているのがその源で、日本の自動車会社を中心とするフィリピンの自動車組み立て会社が加盟する業界団体が発表した数字では、7月の新車販売台数は37千台となり、前年同月と比べると23%以上の伸びというから驚く。

 

 今年1月~7月の間でも計233千台以上を販売していて、前年同時期比18%以上の伸びでこのままで行くと年間50万台の販売も近く、車がやたら増えていることを実感させる数字だが、これら業者は売って儲けることだけしか考えていなくて論外。

 

 この販売好調は、中間所得層の収入が上がり、銀行などのローンが手軽に組めるようになった事、相変わらず海外からの送金が好調で、この層が生活費よりも見栄を張れる車に金を回すようになった事など色々考えられる。

 

 車購入に及ばない層はオートバイや伝統的な乗り合い自動車のジプニーで通勤、通学を確保しているが、これらは道路に溢れかえっていても大量輸送に向かず、渋滞の元凶にもなっている。

 

 公共輸送機関が全くないセブでは、先述の可処分所得のある層は居心地の悪いジプニーなど貧乏臭くて使わず、また、子どもの学校の送り迎えに車を使うから、1台どころか何台も持つ始末で登下校時の学校周辺は大渋滞が発生する。

 

 一方、平地がなく昔から街並みと道路が決まってしまったセブでは新規に道路を造るとか、既存道路を拡張するなど至難の業で、私がセブに住み始めた1990年代初めから見ても新規道路や拡張など数えるほどしかない。

 

 拙宅には1997年に新車で購入したトヨタ製の車があって、たまにしか使わないが、特に問題なく走っている。小生など他にも車はあるしこんな古い車は処分した方が良いと思うが、こちらの人は使えるだけ使うという考えが強く、廃車など頭になく、製造後20年経ってもしっかり維持している。

 

 ここで日本の例を出すが、日本は車検制度という壁があって、新車登録後10年を超えるとそれまで2年ごとであった車検を毎年取らなければならず、長くてもこの辺りで気に入っている車を手放し、他の車に乗り換える羽目になる。

 

 ちなみに日本で車を買い替える時期という資料があって、それによると1992年は平均6.1年で車を買い替えていて、これが2016年には8.3年と2年以上も伸びている。自動車会社の売らんかなのつまらない宣伝にも拘らず、買い替え年数が伸びているのは顕著で、日本の車離れは確実である。

 

 日本の車検に戻るが、かつて小生が日本で乗っていたフォルクスワーゲンは10数年乗っていたが、毎年取る車検の負担が大きくなり、整備屋から『新車買った方が安いですよ』といわれて泣く泣く廃車にした経験を持っている。

 

 そのフォルクスワーゲンだが、セブで2代目として乗っていたのが1969年製で、車検のないフィリピンではこの手の古い車は珍しくなかった。この車は2006年に中米ホンジュラスへ2年間行くので、やむを得なく知人に売ったが、2年間塩漬けでも良いから保管しておけば良かったなと今は思う。

 

 ホンジュラスに住んだ時は韓国車の中古に乗っていたが、ある時サイドミラーが壊れて、中古部品だけを売っている場所へ行ったら山のように様々な部品があり、そうやって、まだ使える部品を商売にしているのは彼の地には結構あった。

 

 首都圏辺りならそういった商売はあるだろうが、セブではオートバイから取った中古部品を道路で並べて売っているのは見るが、車に関してはないわけではないだろうが見ないし、気が付かない。

 

 さて、日本の車検制度のことを書いたが、フィリピンには車検制度という金のかかる制度はないし、これからもないであろう。それでも毎年の登録更新時には『排気ガス』テストと称する証明書を認定された検査所で取らなければならないが、これが全くのインチキで金を掴ませれば数字など簡単に操作できる。

 

 以前にも書いたが先述のフォルクスワーゲン、さすがに古いから用心して整備屋に出してから検査所に持ち込んだら不合格。また整備屋で直して持ち込んだがこれも不合格。どうなっているのかと懇意の整備屋に相談して、整備屋に検査所へ持ち込ませたら難なく合格。

 

 これは真っ正直に日本人の小生が検査所に持ち込んだから駄目であったので、こちらの人間が持ち込み若干の金を掴ませ交渉すれば合格する代物で、それ以降小生は検査所には行っていない。

 

 排気ガス検査を正しくやられていたら、黒々と排気ガスを吐きだして町を走るジプニーやトラックなどほとんど不合格になるから手心を加えているとしか思えないし、排気ガス検査事業そのものは一部業者の『利権』でしかないと思っている。

 

 さて、増え続ける車だが、いくつか対策は考えられる。まず、車の税金を高くして安直に持てないようにするのが良い。先述したようにこれは公共輸送機関の充実と関係するから貧乏人苛めになってしまうが、現状は登録料、税金などあまりに安過ぎる。

 

 同時に車検制度を導入して車を持つのは金がかかるようにすればよいと思うが、これも金持ち目線ということで導入は難しいであろう。また、保管場所のない車は登録を認めないのはどうだろうか。

 

 これは日本でもやっていることだが、こちらではかつて路上に長い間駐車するなど『盗んでも良い』のと同じで、危な過ぎて道路に長時間車など停めなかった。ところが、今は夜も平気で路上を車庫代わりにする層が増えて、中には路上なのにシート・カバーをかける輩も居てその厚かましさには見る度に呆れる。

 

 この路上駐車も、こちらに多い何とかヴィレッジという名の付く囲われた住宅地などでは、ヴィレッジ内の道路上が車庫状態になっていて、通行するのに支障が出ている。自分の家の前だから専用に駐車してどこが悪いという理屈だろうが、元々車庫スペースを持たない層がそこに住んでいるから起きる問題で、解決は難しい。

 

 もっとも車の登録時に車庫が必要となれば、路上駐車は減って車を持つのを諦めるかと思うのは理想論で、こちらでは人の土地を車庫にしてしまう、あるいは調べる担当者に金を掴ませて書類を作ってしまうから、先ほどの排ガス検査と同じで大した効果はないであろう。

 

 と書き綴るが結局、セブのこの地獄的な渋滞、増々悪くなる一方の排気ガス公害に甘んじ、我慢して住むしかないという結論になってしまう。青い海と白い砂浜、潮風が心地良いリゾート地『セブ』など過去の話で、今や大気汚染大国中国並みの汚染地域となっているのが現実である。


  Homepage: http://cebushima-blg.jugem.jp/
Updated: 2017/08/21 (月)

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