フィリピンが丸見え!最新ニュース, 地域・生活情報発信!
[]  01-01
[]  01-01
[]  01-01
フィリピンニュース
   

ニュース
政治
経済
社会/文化
ニュースの壺
インタビュー
情報
概況
歴史
政治/政府
地方行政
統計資料
歴代大統領
国民的英雄
地図
コラム
セブ島工房
英語学校奮闘記
大野のブログ
ICANまにら
KAZU
JRエクスプレス
マニラ社長
BUNBUN
ダルマ大将
志乃(Shino)
反町真理子
RYO
ダイチャング
あん
ライフ
・生活情報 
・CEBU   ・MANILA
・CLARK  ・BAGUIO
・DAVAO  ・ILOILO
・BACOLOD
・他の地域
PR
 
モールの客寄せ用に設置する政府機関 - フィリピンニュース, 現地生活 最新情報発信
   
  モールの客寄せ用に設置する政府機関
 

 『役所仕事』という言葉は時間がかかり、非能率、面倒なことの代名詞になり、例外はあるだろうがどこの国でも役所の仕事処理は非能率で、迅速に処理されることは少ない。


 このフィリピンも例外に漏れず、むしろその弊害は著しく経済活動への損失が叫ばれ、大統領選の公約に役所仕事の迅速化が常に入るような国だが、実行は難しくその歩みはコンピューター導入時代でも遅々として進まず、システムより人の問題と分かる。

 そのため、仕事を早くやってもらうために提出した書類に金を挟んで便宜を図ってもらうなど珍しくなく、金を出して便宜を図ってもらう側の方も問題はあるが、役人もそれが役得、当たり前と思っていて、フィリピンの汚職はなくならない。

 今のフィリピン大統領が違法薬物関与容疑者を1万人も殺しまくっているように、汚職役人を取り上げ同じパワーで始末した方が国民にはもっと益があり、国際的に非難されることもないと思うが、大統領やその身内に汚職の疑いが常に浮かび、現大統領もそういう汚職話が流れてフィリピンでは不可能なようだ。

 そういった汚職行為はさて置き、フィリピンの役所の事務能力というのは人は多いのに非常に劣り、ともかく何の手続きでも時間がかかり過ぎる。これは役所に限らず、スーパーのレジでバーコード入力の時代でもその動作は遅く、店員は客を待たせるなど何とも思っていない。

 と、その問題に憤って書くのは外国人だけで、フィリピン人は慣れているのか慣らされているのか時間などかかっても平気で、これ幸いということはないだろうが、レジ前でスマホなどを弄っているからどっちもどっちである。

 これはフィリピンというのは昔から、時間=金という概念が薄く、しかも労働時間そのものが安くて、手間がかかって当たり前、時間当たりのコスト感覚などなく、これがレジで待たされる時間など瑣末なことでイライラするだけ無駄と思っているのではないか。

 こういう日常的に見られるフィリピン人をノンビリしていると見るかどうかは分かれるが、レジの客を待たせても何とも思わない店員に関しては、顧客教育が丸っきり出来ていないことがありありで、マネージメント側の怠慢、問題は大きい。

 こういうのは昔からそういうものだと慣らされてきた面もあるが、最近はレジでその遅さに文句や不満な顔のフィリピン人が多く見るようになったから、少しは良くも悪くも変わってきたかも知れないが、フィリピン社会も所得が上がってイライラ社会に突入したともいえる。

 さて、掲載の写真に戻すが、これは拙宅近くにあるショッピング・モール内で見かけたもので、モール内に開設されている政府機関窓口の案内になる。

 このモール、いつ行っても今一つ冴えず、客足は他のモールと比べて鈍くて少なく、テナントが埋まらずガラガラ。そこでモール内に政府機関窓口を開設すれば、人は集まるのではと考えたのか、最初に一番上にある『BUREAU OF IMMIGRATION=入国管理局』出張所を開設させた。

 セブの入管は今まで不便な所にある小さな建物で業務をしていて、小生など行く度に不便をかこっていたが、近所に出来たことは楽になったのは確かながら、行くのは年に1回くらいだから、どうということではないが窓口が増えたことは良いことである。

 こういった民間のモールに政府機関が入るのは他にもあり、免許証更新はモール・チェーンの最大手SMへ行くし、直接関係ないが外務省のパスポート申請、発行が別のモール内で手続きを行っていて、その順番を取るのに前夜から並ぶなど大変だという話になっている。

 モールというのは人の行き易い場所に造られるから、政府機関出張所が増えることは利用者にとっては非常に良いが、そういった政府機関はテナント料をしっかり払っているのかと疑念は残り、払っても格安になっているのではないか。

 この間、フィリピン航空が巨額に累積されたマニラ国際空港のターミナル使用料を長年に渡って政府に払わず、問題になった。また、大手マスコミの所有するビルが建っていた政府の土地の賃貸料を長年に渡って払っていなかったなど、大企業が政府施設をタダで使っている実態が明らかになった。

 

 これなど氷山の一角で、大企業と歴代政権が癒着して政府の財産を食い物にしていた例だが、これで長年見逃していた関係した政府の人間が罰せられるなど聞かないから、フィリピンというのは、こういう面では土台から腐っているのは確か。

 

 さて、このモール、政府機関を誘致し、その手続きに訪れた人間がモール内に金を落としてくれれば良いと見たのだろうが、どうも見た感じは手続きを終えたらモールからサッサと帰ってしまうという感じが強い。

 

 それでも多少は売上効果はあるのか、写真のように次々と政府機関がモール内に店を開き、その政府機関を説明すると2番目の『PAGIBIG』は政府の国民向けの小口金融機関で、その下の『SSS』加入者に対して業務を行っている。

 『SSS』というのは『Social Security System』の頭文字を取った機関で、これは日本でいえば年金機構のような役所になる。日本でも国民年金の支給額の低さが問題になっているが、フィリピンはさらに低く、しかも加入者は少ない。ただし、10年掛ければ資格を得る。

 以上2つの機関はここ最近、社会保障がようやく整い出したフィリピンで派手な存在になって、特にSSSの資格を持っていると、日本でいうサラ金で簡単に金が借りられるらしく、それに特化した業者もあって、業者は美味い汁を吸っているのであろう。

 4番目の『NBI』というのは『National Bureau of Investigation =国家捜査局』になる。アメリカのFBIを真似た捜査機関で、一般の人には関係ないと思われるが、ここでは『無犯罪証明書』を発行している。

 

 フィリピン人の海外出稼ぎは国家的事業で、GDPを支える大産業部門になっているが、この海外に就職する時、無犯罪証明書が必要となりNBIに申請、受領となるが、その数、年間数百万人に上るから、いつも長蛇の列でテンヤワンヤ状態。

 

 最後の『LTO』はこのモールで一番の新顔で『Land Transportation Office』のことで、日本でいう陸運局のような組織で、免許証発行、更新、自動車の登録などを行っている。このLTOについてはSMモールの出張所のことを免許証更新時の話として以前にも書いている。

 LTOもこうやって窓口を増やすのは結構なことだが、この間更新した免許証では、即日発行なのに申請から9ヶ月以上もかかって受け取ったが、その間、紙の受取証が免許証の代わりになるのがフィリピン的だが、発行の遅れはセブに台紙のカードが届いていなくて作れずということだからもう滅茶苦茶。

 と、窓口が増えたのは、政府機関が窓口を自前で作れないから、安くあるいはタダ同然にモールを借りているのではないかと思わなくもないが、数年後に日本の人口を超える人口爆発のフィリピンだから、まだまだこの手のサービス窓口は追い付いていない。


Updated: 2017/11/03 (金)

Share |
 
セブ島工房 ::: フィリピンニュース・情報 Philippines Inside News
 ボラカイというのはフィリピン中部、パナイ島の北西端に浮かぶ島で、総面積は1000ヘクタールあり、東京ドームは広さ5ヘクタールあるので、200個分しかない小島である。 ところが島..   | 2018-02-19
 地球の温暖化から天候異変が騒がれて久しく、その中で北半球の今年の冬はかなりの厳寒に見舞われ、アフリカの砂漠に雪が降り、日本でも日本海側では大雪となった。  特に福井..   | 2018-02-17
【写真-1】     サブタン島へ渡る船が出る港の真ん前が写真-1の『San Jose de Ivana』教会。この町の現在の人口は1400人足らずなのに、前庭を備えた立派な教会でビックリする..   | 2018-02-15
 フィリピンのセブと比較されるタイのプーケットに古本屋があった。   プーケットは大きな島で、普通の観光客は空港からビーチへ直行するが、フィリピンの海を見慣れている..   | 2018-02-12
【写真-1】     2泊3日の短い旅の帰る日の早朝にまたアンダ海岸を歩く。写真-1は潮の引いた海岸の様子で泥質の海底と岩、海藻の付着した遠浅の海岸が露出している。この..   | 2018-02-09
【写真-1】     サブタン島へはバスコから海岸沿いに南下し、イヴァナ町から船で渡る。ジープニーで行けるはずだが、走っているのが不確かでトライシクルを捕まえて出発..   | 2018-02-06
 元号を持っている国は、世界の国の中でもう日本だけという。  かつては中国、韓国、それにヴェトナムにも元号があり、それらは歴史の流れの中で消えているから、日本の..   | 2018-02-01
【写真-1】   教会横から海岸へ向かうと写真-1の建物が海を背中に建っている。これはアンダ町庁舎で1万7千人ほどの人口規模ではこのくらいで良いようだ。この辺りに町の公共..   | 2018-01-29
 シンガポールからセブ行きの飛行便に乗った。シンガポールのチャンギ飛行場は拡張を続け、30年くらい前に初めてチャンギ飛行場に降りた時はターミナル・ビルは1つしかなかった記憶..   | 2018-01-26
 元日にセブを発ちクアランプール経由でタイ・プーケット方面旅行をした。旅の空で新年を迎えたのは2012年の大晦日にヴェトナムのホーチミンからハノイ目指した列車の寝台車以来だ..   | 2018-01-19
12345678910,,,127
    
ニュース コラム ライフ
ボラカイの海は『汚水溜め』と..
【税金】 マニラ首都圏地下鉄..
セブは晴れ 日本は大雪
【訴追】 ドゥテルテ大統領に..
【犯罪】 セブ州マンダウエ市..
バタネス紀行 2017 その-(22..
プーケットの古本屋
【時代】 劣悪なジプニーが消..
小さな旅 ボホール島篇 2017..
【司法】 最高裁 戒厳令延長..
バタネス紀行 2017 その-(21..
【市場】 フィリピンの2017年..
平成は31年で終わる
【労働】 企業に都合の良い ..
小さな旅 ボホール島篇 2017..
【雇用】 日本で働くフィリピ..
軍事用飛行場であったマクタン..
【景気】 前年より減速 2017..
【管理】 海外で働くフィリピ..
セブからプーケットへ
21【避難】 マヨン火山に大噴火..
22セブで迎える2017年の大晦日
23【避難】 異例のクリスマス台..
24【企業】 ホテルオークラ 放..
25バタネス紀行 2017 その-(20..
26【漂流】 ミンダナオ島沖で ..
27小さな旅 ボホール島篇 2017..
28【最大】 総額3兆7670億ペソ 2..
29気に食わない2017年の5人
30【被害】 台風『ウルドゥハ』..
31バタネス紀行 2017 その-(19..
32【浪費】 ミンダナオ鉄道敷設..
33セブから消えるマリオット・ホ..
34【強権】 マルコス独裁に近づ..
35【多忙】 在比日本国大使館の..
36小さな旅 ボホール島篇 2017..
37【犯罪】 中国からの密輸続く..
38バタネス紀行 2017 その-(18..
39【開発】 国内空港関連事業 ..
40小さな旅 ボホール島篇 2017..
41【騒動】 デング熱ワクチン ..
42個人崇拝と全体主義
43【凶行】 カガヤン・デ・オロ..
44【司法】 違法薬物取締政策の..
45【調査】 日本の製造業の有望..
46【天国】 セブ港で コンテナ..
47【胡乱】 操作した疑いを持た..
48【統計】 GDP第3四半期成長率..
49【怠慢】 台風『ヨランダ』被..
50
51
52
53
54
55
56
57
58
59
60
61
62
63
64
65
66
67
68
69
70
71
72
73
74
75
76
77
78
79
80
81
82
83
84
85
86
87
88
89
90
91
92
93
94
95
96
97
98
99
100
【凶行】 カガヤン・デ・..+ 3753
【天国】 セブ港で コン..+ 3701
【胡乱】 操作した疑いを..+ 3663
【犯罪】 中国からの密輸..+ 3452
【騒動】 デング熱ワクチ..+ 3381
【怠慢】 台風『ヨランダ..+ 3277
【司法】 違法薬物取締政..+ 3133
【強権】 マルコス独裁に..+ 3121
【最大】 総額3兆7670億ペソ..+ 2983
【多忙】 在比日本国大使..+ 2815
【統計】 GDP第3四半期成長..+ 2720
【調査】 日本の製造業の..+ 2712
【被害】 台風『ウルドゥ..+ 2599
【開発】 国内空港関連事..+ 2449
【浪費】 ミンダナオ鉄道..+ 2300
【漂流】 ミンダナオ島沖..+ 2269
【企業】 ホテルオークラ..+ 2215
【避難】 異例のクリスマ..+ 1919
気に食わない2017年の5人+ 1818
小さな旅 ボホール島篇 20..+ 1794
21バタネス紀行 2017 その-..+ 1782
22セブから消えるマリオット..+ 1760
23【雇用】 日本で働くフィ..+ 1734
24小さな旅 ボホール島篇 20..+ 1603
25個人崇拝と全体主義+ 1551
26小さな旅 ボホール島篇 20..+ 1538
27バタネス紀行 2017 その-..+ 1526
28【避難】 マヨン火山に大..+ 1518
29バタネス紀行 2017 その-..+ 1471
30セブで迎える2017年の大晦日+ 1435
31バタネス紀行 2017 その-..+ 1352
32台風『ヨランダ』から4年経..+ 1244
33バタネス紀行 2017 その-..+ 1242
34小さな旅 ボホール島篇 20..+ 1197
35小さな旅 ボホール島篇 20..+ 1192
36【管理】 海外で働くフィ..+ 1191
372017年の万聖節+ 1138
38【景気】 前年より減速 20..+ 946
39セブからプーケットへ+ 920
40軍事用飛行場であったマク..+ 769
41【労働】 企業に都合の良..+ 729
42平成は31年で終わる+ 550
43小さな旅 ボホール島篇 20..+ 546
44【市場】 フィリピンの2017..+ 538
45【時代】 劣悪なジプニー..+ 362
46【司法】 最高裁 戒厳令..+ 356
47【訴追】 ドゥテルテ大統..+ 221
48【犯罪】 セブ州マンダウ..+ 168
49【税金】 マニラ首都圏地..+ 60
50+
51+
52+
53+
54+
55+
56+
57+
58+
59+
60+
61+
62+
63+
64+
65+
66+
67+
68+
69+
70+
71+
72+
73+
74+
75+
76+
77+
78+
79+
80+
81+
82+
83+
84+
85+
86+
87+
88+
89+
90+
91+
92+
93+
94+
95+
96+
97+
98+
99+
100+
フィリピン留学情報
MAAS!留学
セブ島留学・セブ留学ならMAAS!(マーズ)留学へ
メルマガ購読(無料)

メールアドレス(半角) 
Share |
会社紹介お問い合わせお知らせディレクトリ
全体:688,585 今日:173 昨日:180
PH-INSIDEに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
E-mail: help@ph-inside.com
Copyright (C) 2002 ph-inside.com. All rights reserved.