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2017年の万聖節 - フィリピンニュース, 現地生活 最新情報発信
   
  2017年の万聖節
 

 111日はカトリックの聖人と殉教者を祝福する日で、翌2日は死者を悼む日となり、この期間を『万聖節』と呼んでいる。ただし、あくまでもカトリックの行事であって、プロテストタントなど他のキリスト教宗派は意味合いと呼び方は違っている。





近年日本ではこの時期を『ハロウィン』などと呼んで、ミーハーな連中が仮装して街へ出るのが流行らしいが、日本の場合はクリスマスと同じで商業主義に踊らされた連中のお遊びであって宗教的な面は全くなく、フィリピンでは大人が仮装するなどほとんどなく、あってもそれこそイカレタ奴らのみ。

 これは、国民の80%以上がカトリック宗徒のフィリピンでは、まだまだこの日は大切な宗教的行事となっているためで、この万聖節は4月の『聖週間』と並んで、宗教的儀式が前面に出ていて、子どもは別にしてもおふざけはご法度になっている。

 フィリピンの人口は1億人を優に超えているからカトリック信者数が8000万人以上になる勘定になり、アジアでは最大、世界でも有数のカトリックが布教している国であることは、この数字からでも明らかである。

 

 ただし、フィリピンは16世紀にカトリックが布教されるまでは『イスラム教国』であって、カトリックがフィリピン全土に普及しても、南部のミンダナオ島はイスラム教の影響が根強く残っていて、むしろ彼の地では多数派を形成している。

 

 最近でも、ミンダナオ島北部にある南ラナオ州の州都マラウィ市でイスラム武闘派と政府軍の長期に渡る市街戦となったが、フィリピン国軍やアメリカ、中国、ロシア、オーストラリアなどからの軍事作戦協力があっても、なかなか一掃できなかった。

 これは紛争地域に強固なイスラム教と地縁、血縁のネットワークがあったためで、マラウイ市では戦闘終息宣言が出たとはいうものの、戦闘員を地下に潜らせてしまったといっても過言ではなく、そのくらいミンダナオ島ではイスラム教は強い。

 カトリックが80%超えている中、フィリピンのイスラム教徒は8%9%は居るとの話だから人口にして1000万人近くは居るわけで、少数派とはいえない数だし、キリスト教徒がミンダナオ島開拓で入って来たのが、現在に繋がるミンダナオ島紛争のきっかけだと指摘する声もある。

 

 そのフィリピンのイスラム教、長い間、信者は隠れたような存在であり、以前は見なかったイスラム特有のスカーフ『ヒジャブ』を被った女性が近年ではモールや街中で珍しくなく、世間的には違和感なく認知され、それだけフィリピンに浸透している証拠にもなる。

 

 実際、イスラム教の最大行事である『ラマダン』の時は、フィリピン政府も開始日と終了日を国の休日にしているくらいで、政府側にもイスラム信徒への理解が深まったともいえるが、端にイスラム教徒への迎合、懐柔と見られる向きもある。

 

 さて、写真は111日にセブ近郊の公園墓地へ行った時の一枚で、作業員が埋め込まれた墓石を掃除し、表面に掘られた字にペイントを塗っているが、この日はこの手の作業をする人の掻き入れ時で、各所で作業をしていた。

 

 作業のやり方を見ていると、墓石の表面を濡らしてサンドペーパーで磨き、その後乾いた布で拭って乾かし、彫ってある字に黒ペイントで描いて行くが、ペンが独特な自作物で、細いノズルからペイントが出るようになっていて、これなら筆と違ってペイントがはみ出ることはない。

 

 そうやって、作業すること30分くらいで終わって、依頼者から150ペソ(330円)をもらって次の墓石に移って行ったが、一つ一つの値段は安くても数をこなせば一日でかなりの収入になるのは確かで、ちなみにセブ地域の一日の最低賃金は500ペソに満たない。

 

 この他、墓地内では墓所をセールスする人、また宗教関係者が封筒を差し出して寄付を募るのが目立ち、アイスクリーム売りやおもちゃ売りも目にした。勿論、墓地の外れではファーストフードの各種売店が出ていて、小生もビザを2枚も買ったから縁日気分もあった。

 

 この日、割合早めに墓地へ行ったが、既に墓地内は駐車する場所が難しくなり、辛うじて遠方に停められた。フィリピンも車時代になって年々、駐車が困難になって来ているのは確かで、今年などは墓地の外の幹線道路沿いまでも駐車する車がギッシリで驚いた。

 

 そうやって、夜まで故人を埋葬した上で食事をしたりして時間を過ごすが、墓地の方も年々埋葬する人が多くなり、今まで空いていた場所に次々と新しい墓石が埋められていた。その墓石の生年と没年を見ると、結構若くして亡くなっている人が多く、フィリピンの平均寿命が短いことを実感する。

 

 頃合いを見て家に帰るが、案の定ダブル・パーキングされて車が出せない。通りかかった警備員に車の持ち主を探させて、運良く近くにいたためやってきたが、遠くにいたら埒が明かないのも確か。やって来た女性、人の迷惑など考えないのがフィリピン流だから、悪びれずことなく車を動かし始める。

 

 ところが運転の下手な女性で、縦列の中から車を出せず、スッタモンダしていてもこちらは『そちらの責任』と見て余計な口を出さず見て見ぬ振りした。しかし相手の車が前のバンパーに接触したなと思ったが、言い出すとまた面倒なのでそのままにして、家に帰ってその場所を見たらやはりこすった跡があった。

 

 この日、こういうダブル・パーキングは当たり前になってしまっていて、車を出せなくて困った人間もあっただろうし、中にはトラブルになって激高し、こちら流のダッシュボードからピストルを出して撃ち合うなどの事件もあるのではないかと思うが、さすが墓地ではそういうことはないようだ。

 

 日本で車による運転挑発が問題になっているが、フィリピンの場合、やった者方勝ちで、そういう土壌があってか、迷惑行為など何とも思っていない。これは、相手側だけではなく当の自分も同じことを平気でやることから来ているもので、お互い様ということである意味暴発しないのであろうか。


Updated: 2017/11/16 (木)

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