 【写真-1】
イヴァナ港を臨む正面に前庭を充分に取った写真-1の教会があり、正式名称は『San Jose de Ivana Parish
Church』という。最初の教会がこの地に建てられたのは1787年で、辺境ともいえるバタネスによくぞ作ったものと思う。
 【写真-2】
教会の左手側、イヴァナ集落に向かう方面を撮ったのが写真-2。イヴァナ集落にある石造りの『スペイン橋』から教会へ真っ直ぐ通じる、聖職者が専用に使ったといわれる道は、木立の影の内側、教会寄りにある。
 【写真-3】
石段を上がって写真-3の正面に至るが、入り口上に1814と1817の数字が書かれていて、これは現在の教会建設に要した年で、当時のイヴァナの人口は1000人以下であるから、これだけの建築物は大事業であったことは間違いない。
【写真-4】
その正面に掲げられた銘板が写真-4。全文タガログ語で書かれていて、英語でも説明が欲しいところである。ここには書かれていないがイヴァナ教会は2008年にフィリピンの歴史的建造物に指定された。
 【写真-5】
写真-5がスペイン橋から真っ直ぐ繋がる道で、道が造られた当時は石が敷かれていたのではないかと思う。今はオートバイが置かれている場所はその昔は馬車や馬が繋がれていたのではないかと想像する。
 【写真-6】
どういう訳か、教会内部の写真を撮っていない。写真-6は教会の横を撮っているが、これだけの教会を維持するのは大変なようで、正面以外は荒れた感じがする。イヴァナの現在人口が1400人に満たない状態では仕方がないか。

|