 【写真-1】
人口が160人台、しかもその先には道がないチャヴァヤン集落。この日は週末で学校も休みだが、人の影は見えずひっそりしている。それでも写真-1のように集落の中心通りを子どもが自転車で駆け抜けて行った。
 【写真-2】
写真-2は軒先に吊るしてあった魚の干物。細長いのは『シイラ』で、半身が800ペソ(1800円)~600ペソもして安くはない。それでもバタネス土産として人気があり、買って帰る観光客がいるのか他でも見かけた。
 【写真-3】
集落には海と平行に2本の道があり、写真-3は海側の道で、やはり人影はなく海からの風が椰子の木の葉先を揺らして抜けて行く。海岸に近いので作業小屋が続き、何れも屋根は草葺が多い。
 【写真-4】
海側の道を歩いていると、写真-4の建物が目に入る。入り口の上にTHEATER』と書いてあって、集落の芸能を見せるような施設のようだ。この集落でどのような芸能があるのか分からないが、一種の『村興し』なのだろうか。
 【写真-5】
写真-5は岩山の麓に建てられた集落の教会。人の出入りはなかったが、素朴なたたずまいで、屋根が草葺というのは珍しいが、その昔のフィリピンの教会は草、あるいはニッパ椰子屋根であったから原型が残っているといって良い。
 【写真-6】
その教会内部が写真-6。壁は石積み屋根は草葺の様子が分かる。ミサの時は満員になる時があるのかと思う集落の規模にしては広い。こういう無人の教会から像や神具を盗む罰当たりな輩もフィリピンには多く、時々ニュースになる。

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