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フィリピンの『聖週間』中は後戻りする防疫体制 - フィリピンニュース, 現地生活 最新情報発信
   
  フィリピンの『聖週間』中は後戻りする防疫体制
 

 カトリック教徒が80%以上を占めるフィリピンでは、カトリックの宗教行事が日々の生活に影響を及ぼし、特に4月の『聖週間=ホーリー・ウィーク』、11月の『万聖節=オール・セインツ・ディ』、12月の『クリスマス』期間中は長期連休にもなるので、帰省、旅行など人の動きも活発になる。

【写真-1 ある地方のモールの入り口 色々注意書きはあるがやっている振り】

 小生もコロナ禍以前は、家人とこの時期を利用して旅行に出ること多く、4月の聖週間中は日本の花見時でもあり、東京の開花予想に合わせて日本へ行くように計画を立てることが多かった。

 昨年2020年はコロナの世界的爆発で、予定していた春の四国遍路と瀬戸内海を巡る旅はキャンセルする羽目になり、翌2021年になれば収まるのではと期待したが、全くその兆候は見えず、旅行どころではなく、呑気に日本で花見をと夢見ていた不明を恥じるばかり。

 人間界はコロナ・ウィルスに痛めつけられても自然界は月日が巡ればその営みに変化はなく、今年の桜の開花は観測史上最速というニュースも流れたが、昨年も同じ様なことをいっていたから、地球温暖化の影響で毎年の記録更新は無気味な感じもする。

 さて、フィリピンのコロナ感染累計数は3月29日現在73万1894人となり、4日前の25日が69万人台で70万人台突入目前であったから、ここ数日で感染が爆発的になっているのが分かる。

 それもそのはずで、28日の1日の感染者数は9475人、29日はとうとう1万人を突破する過去最高を記録し、3月半ば過ぎには1000人台まで収まっていたので、ここに来て急激に感染が広まり、第3波は1波、2波より大きい教科書通りの増え方。

 

 しかし、この感染者数の急増は3月初めには1日当たり6千人にもなると、研究機関から警告されていたが、それを上回って1.5倍以上の感染者数を数えてしまっているから、政府の無策、放置状態は明らかだが、責任を問う声など全くない。

 フィリピンは昨年3月半ばからかなり強硬な防疫体制を取っていたが、政府の方針が定まらず防疫体制を緩めたり引き締めたりしていたが、その1年の結果がこの様で、この先も相当暗い見通しが続きそうだ。

 フィリピンは日本と違って、自粛などという生温い方法は取らず、強制的に外出禁止、営業禁止など軍や警察を動員して取り締まり、違反者は逮捕、罰金措置にしているが、厳しくなれば掟を破る人間はどこの国にも居て、摘発は後を絶たず、範を垂れるべき医者のグループが深夜のバーで摘発される始末。

 さて、聖週間中は先述したように帰省と旅行客で国内の人の移動は激しいのだが、さすがにこの感染爆発状態では、経済のことで頭が一杯であった政府も対策を取らざるを得なくなった。

 

その対策は最も感染の酷いマニラ首都圏と近隣のラグナ、カヴィテ、リサール、ブラカンの4州を3月29日から4月4日まで、つまり『聖週間』中を一番規制の強い『防疫強化地域(ECQ))』に指定し直した。

 このECQは昨年3月に発令されその後徐々に段階的に緩められたが、結局一年経って元に戻ってしまい、ECQの内容は例えば午後10時から翌朝5時まで医療関係者など社会生活上必要な要員以外の全面的外出禁止。

 

 外出禁止措置も18歳未満、65歳以上は終日外出禁止となっていて、昨年3月以来フィリピンの学校は全面的に閉鎖措置が取られていることもあって、子どもや若者の姿が街からすっかり姿を消した。

 

 商売をしている店舗も薬局や食品を売る店以外は営業停止で、レストランなどの店は勿論閉鎖で、日本のように休業中は公的支援金が出ることは全くなく、飲食店の時間短縮で騒いでいることなどフィリピンから見れば日本は恵まれ過ぎている。

 

 また、会社も50%までの人員しか働くことは出来ず、その会社へ行くにしても公共交通機関は全部運行停止だから、車やオートバイなど自前の交通手段を持たない普通の人は足が絶たれてしまい会社へ行くどころではない。

 


【写真-2 ECQ指定地域では葬儀や結婚式など10人以下まで許可】

 

 ECQの適用地域は経済活動の中心であるために経済への影響は大きく、今年2021年のGDP成長率予測は当初の9%台から7%台に下方修正されていて、これはマレイシア5.7%、インドネシア3.8%、タイ3.2%よりはかなり良いが、この感染状況ではさらなる下方修正は免れないようだ。

 

 この様に小出しの防疫強化体制というのは、小出しの用兵は負け戦に繋がるという兵法に似ていて、どうも新型コロナに対する戦いの勝利は難しいのではと思うが、これはフィリピンに限らず日本も同じだから、責めても仕方がない。

 

 まだ他に規制はあり、こういった強い措置は先述の地域に適用されるのだが、その他の地域が安全、安心かというとそうでもなく、コロナ感染は国内を満遍なく広げていて、地域自治体によっては独自の防疫策を取っている。

 

 『聖週間』中は国内移動が増加し、業界にとっては書き入れ時だが、セブ州は他州からセブ州へ入る場合は、PCR検査の陰性証明書が必要と決め、空港や港でチェックを強化すると発表し、他の観光地でも追随する動きがある。

 

 コロナが爆発的感染を起こしていても、聖週間中に国内旅行に出るフィリピン人は多く、既に予約がどうのこうのという声も聞こえて来て、その意味では動じていないというか、懲りない連中は必ずいるから世の中は面白い。

 

 セブ州のことを書いたが、セブのリゾートとして知られるマクタン島では、ビーチにチェック・ポイントを設けて入れないようにするというニュースも伝わって来ていて、これは地元の人間が大挙してビーチに遊びに来ることを阻止するためだが、、いくら柵を作ってもその隙間から出入りするのが人間だから効果の程はどうだろうか。

 

 『聖週間』はカトリックの大切な行事期間なのだが、教会も大勢を集めてミサを行うのが禁止されたが、その隙を突いて集まる信者も多く、といって警察力を使って解散させるということも出来ず、結局見て見ぬ振りになりそう。

 

 このように爆発的感染が収まらないのは、一時騒がれた手の消毒、入館時の検温など今や形骸化していてやっている振りが目立ち、これは長引く防疫体制に対する馴れが大きく、意識が変わらない限り感染は続き、これは日本も同様。

 

 この爆発的感染対策で、マスクをしないと逮捕されるので誰しも付けているが、手指の消毒、うがいなど基本的なことは元々手を洗う、うがいをするという習慣のなかったフィリピンには根付かず、これが感染を押し上げている。

 

 一方、ワクチン接種も徐々に始まっているが、接種をしないという人がかなり多数を占めているし、接種そのもののペースが遅く予定通り国民に接種を終えるのは40年以上かかるなど笑えない計算も出ている。

 

 この接種を巡っては政治家など著名人が割り込んで早々と接種しているなど、いかにもフィリピンらしい話題も出て来ているが、元大統領のエストラダ(83歳)も感染が確認されたし、現大統領のドゥテルテ(74歳)は感染を怖れて、ダヴァオの自宅に籠っているとのことで混沌は続きそうである。


  Homepage: http://cebushima-blg.jugem.jp/
Updated: 2021/04/07 (水)

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