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マニラ逍遥 2018年 その(2) マニラ行きの飛行機は4時間半遅れて離陸 - フィリピンニュース, 現地生活 最新情報発信
   
  マニラ逍遥 2018年 その(2) マニラ行きの飛行機は4時間半遅れて離陸
   

 4時間遅れて搭乗は始まったが、運航便は国内便にしてはずいぶん大きな機体と思って、備え付けの『緊急避難カード』を見ると『A330』。


 【写真-1

 この機種はアメリカのボーイング社と航空機製造でしのぎを削るエアバス社製で、航続距離1万キロを超す双発機だが、乗客を多数乗せられるために短距離の国内便でも多く使われている。

 写真-1はその機内の様子で、席の配置が3×3×39席となっていて、詰め込めるだけ詰め込んだ座席配置がありあり。いくら何でもこれはないだろうと思うし、低価格航空会社でも2×3×27席配置をする会社もある。

 この機種の標準座席配置は2×4×2の8席で、380席ほどだが、均一なクラスにして1席増やした9席とすると10%以上の席数を増加できるから、セブ・パシフィック航空のように定価価格で売る航空会社にとってはもってこいの機種になり、文字通り『空飛ぶバス』になる。

 それにしても窓側に座るとトイレに行く時、2人の前を気を使って通らなければならず、乗客本位の席配置でないことは確かで、短距離なら我慢は出来るが、長距離になるとかなり大変。そのためかこの便がマニラに到着後にトイレに駆け込む乗客は多かった。

 こういう大きな機体のために何に問題があったのか知らないが、ともかく通常ならキャンセルされても良い4時間以上の時間の遅れだが、どうしても無理してでも飛ばさなければいけない事情がセブ・パシフィックにはあったのではないか。

 乗り込んでからもすぐには離陸にならず、またドアを閉め切っても動き出す様子がなく、エアコンの効かない機内はどうなっているのかと、不満と不安げな乗客も散見するが、多くは使用禁止のアナウンスがあってもスマホに夢中になっていてつまらない時代と人々である。


【写真-2

 飛行機は動き出した時が出発時間と決められているが、写真-2はその動き出した瞬間で、撮影記録時間を調べてみると1530分であった。本来の出発時刻は1055分であったから、正確には4時間35分の遅れとなった。

 このため、時間通りにマニラに着いていれば、余裕を持って家人と共にチャイナ・タウンで午後の飲茶を味わう楽しみは完全に吹き飛んでしまった。

 この程度なら笑って済ませるだろうが、国際便に乗り継ぐ客など甚大な影響を受けるから笑っていられないし、空港に迎えに来た関係者も4時間半も遅れるとは呆れるを通り越したのではないか。

 通常の離発着はマクタン島の南側からが多いが、この日の離陸は風向の関係からか珍しく反対側からの離陸で、座った席も右の窓側であったので普段見られない風景が見えた。


【写真-3

 写真-3は空港を飛び立って右旋回している様子で、マクタン島とセブ島側が眼下にはっきり見えている。これで分かるようにセブ島側の海の色がはっきり汚濁している様子が分かるし、マクタン島側も浅瀬の具合もあるがやはり汚染されている海の色に見える。

 リゾートで売るセブも汚染が進んでいるのが実情で、先頃6ヶ月間の閉鎖措置が取られたボラカイ島の二の舞になりそうだが、そこは政治力という力学で表沙汰にはなっていない。

 それにしてもこのような汚濁の海に何も知らずに宣伝に釣られて訪れる観光客もいい面の皮で、観光業者も食い尽くすだけ食い尽くす姿勢は変わる様子はなく、何れボラカイ島同様自分の手で首を絞めるようになるのではないか。

 写真中央左寄りの見える一角は日本の税金で埋め立てた場所で、大手財閥企業が土地を取得して開発中だが、その辺りから第3の橋がマクタン島へ架けられる予定で、既に工事は始まっている。

 

 このように割合視界の良かったセブを飛び発つと雲が多くなり、やがて雲に全体が覆われマニラに近づくに連れて雨雲が視界を遮り、マニラ国際空港に着陸時には土砂降りの様相で雨は筋になって窓に流れた。

 


  Homepage: http://cebushima-blg.jugem.jp/
Updated: 2018/09/30 (日)

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