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2022年の『春節』は2月1日 - フィリピンニュース, 現地生活 最新情報発信
   
  2022年の『春節』は2月1日
 

 『春節』というのは主に中華圏で祝っている旧正月のことだが、今年は2月1日になり、中国の旧暦で春節を定めているために年によってその日は違うが、だいたいは2月にその日になることが多い。

 


【写真-1 セブ島最北端の町にある疑似中華門】

 

 しかし、コロナの猛威に晒され始めた2020年などは1月25日が春節に当たり、かなり早いと思ったが、来年の2023年は1月22日と過去、将来に渡る30年間の暦を見ても抜きん出て早い春節となっている。

 

 以前のフィリピンは春節といっても華人や華僑を中心に祝うだけであったが、近年は春節当日を祝祭日に指定し、その日はマニラの中華街で結構派手なパフォーマンスが行われフィリピン人もそういう騒ぎは好きなので年々盛んになったが、コロナ禍ではそういった催しは自粛、中止となった。

 

 この中華の祝祭日に対して、フィリピンはイスラム教の行事に合わせた祝祭日というのが近年定められ、かつてはイスラム教を信仰するフィリピン人は少数派で表立つことはなかったが、今や国内人口の10%近くがイスラム教を信じるといわれ少数派でなくなり、社会的認知がされて祝祭日になった。

 

 カトリック大国であるフィリピンは、カトリックの行事に因む祝祭日は昔からあって、それに加えて中華系の宗教、イスラム教を受け入れているから、或る意味では宗教に寛容な国ともいえる。

 

 しかし政治的にはミンダナオ島紛争で分るように、カトリック側とイスラム側の争いは500年前にマゼランがフィリピンにカトリックを持ち込んで以来続いていて、『宗教戦争』ともいえる紛争は一朝一夕に問題解決を図るには難しい。

 

 2月1日は春節と書いているが、これは日本で言えば元日の様なもので、この元日に合わせて中国大陸では膨大な人々の移動が起き、その民族大移動の様子が世界的ニュースになるくらいだが、やはりコロナ禍では今年の場合例年の6割くらいの移動だという。

 

 1990年代に中国広東省に住んだことがあって、その地で本場の春節を体験しているが、南にある広東省といえども1月、2月は寒く、香港のホームレスが寒さのために大勢亡くなったというニュースもあった。

 

 香港と国境を接する深圳で春節前に花市が開かれるというので行ったことがあって、高層ビルは目立つものの深圳はまだ開発途上の田舎田舎した街であったが、花市は馥郁とした香りを辺りに漂わせ、人々の表情にもいかにも春が近づいていることを感じさせた。

 

 春節には『花桃』を飾るのが習慣になっていて、枝切りされた花桃がたくさん売られていたがこれら花桃は栽培品で、香港から深圳へ向かう鉄道沿線に花桃畑を見かけることがあったが、今は住宅地に化けてしまったのではないか。

 

 この花桃も一般家庭は枝に咲いている物を飾るが、商業施設やホテルなどでは幹ごと伐って来たような大きな花桃を飾り、その大きさで景気の良さを誇示しているが、これは日本の正月で門松を飾るのと同じ感覚だなと思ったものである。

 


【写真-2 この町での春節の祝方で夜にはイルミネーションが点灯する】

 

 春節前後は地方から出稼ぎに来た人も帰省で大移動し、出稼ぎ労働者を抱える企業は大変で春節前には長期休暇を申請する者多く、中には三ヶ月も申請する者がいて、事情を聞くと村に帰って結婚をするという者もあり、この時期に結婚する人も多いことを知った。

 

 故郷に帰るというが、故郷まで帰るのに鉄道やバスを利用して片道3日はかるなどという者もいて中国大陸の広大さを感じたが、まだ中国には高速鉄道網などない時代で交通機関を利用するだけでも大変な時代であった。

 

 春節には『爆竹』が付きもので、これは爆裂音によって『邪鬼』を追い払うために竹に火薬を詰めたのが始まりらしいが、春節ではあちらでもこちらでも街中で爆竹が爆音を立てて鳴り、一夜明けた道路上は爆竹から爆ぜた細かい赤い紙が一面を埋め尽くし、爆音は勿論、雪のように積もった赤い様子から目出度さは感じた。

 

 ただし、近年は規制が厳しくなって爆竹を以前のように使えなくなったらしいが、フィリピンも今の大統領になって花火禁止が強化され、年中行事であったクリスマスと新年の盛大な花火騒ぎもめっきり少なくなった。

 

 それが証拠には、以前はこの花火時期になると花火による負傷者が全国で何百人生じ、時には死者が出、負傷したこどもや大人を病院に担ぎ込む様子が年中行事のように報じられたが、今年などは負傷者が少ないのが逆にニュースになったくらいで、そういうニュースも消えつつある。

 

 これは単純に取り締まりが厳しくなったためで、そうなると隠れて花火をする者は当然あってクリスマス、大晦日に遠方で花火の音は散発的に聞こえたが、今年は台風オデットの被害もあって例年になく少なくどう見てもしけた感じしかなかった。

 


【写真-3 赤い提灯が春節の目出度さを表すが漢字はフィリピン人は難しい】

 

 フィリピンのコロナ感染者は累計で350万人に達し、まだ収束には遠い中、政府は2月10日からワクチン接種済み、事前の検査で陰性を証明した外国人観光客に限って受け入れると表明したが、これは壊滅的な観光産業を救済するためだが、この時期に喜んでフィリピン観光に来る外国人がいるのかどうか疑問である。

 

 2月10日からなので、春節で移動する中国人を狙ったのではないことは分かるが、中国大陸からフィリピンへ入国する中国人は国別では毎年トップに立っていて、これに香港、台湾の中華系を加えるとフィリピンの観光業は中華系の落とす金で持っているのは明らか。

 

 新型コロナは武漢発祥というのは定説だが、これら中国人が観光で世界中に移動したことが爆発感染を引き起こしたと見られ、実際フィリピンも2020年の春節に中国人観光客を警戒感なく受け入れたことが感染を蔓延させたといわれている。

 

 春節後の3月になってフィリピン政府は慌てて全面的ロック・ダウンに踏み切り、学校などはそれ以来一部の学校は再開されているが、小中高大学は2年近くも閉鎖されていてこの時期の児童生徒、学生の学力、社会的訓練の低下など明らかで今後長い時間で影響が出るのは必至という。

 

 写真で紹介しているのはセブ島最北端にある町だが、町といっても人口爆発のフィリピンでは9万人以上の人口を抱えていて、その割には中心市街地は小さな田舎の町の様子だが、写真-2の左側に写る建物が町役場である。

 

 この町役場は戦前の建物で、戦時中はこの方面に駐屯する日本陸軍の本部として使われていたといい、それなりに歴史を経た建物だが日本軍が使っていた当時の面影は既に消えている。

 

 春節用に写真の様な設備や装飾をしているから町長など要職の人物は中国系かと思われるだろうが、この町の町長は日本名を持つ人物で通常なら日系フィリピン人といわれるだろうが名前だけが日本人名になっているだけである。

 

 現在の町長の母親が日本で日本人と一緒になって日本名を持っているのだが、その日本人との関係はよく分からないが別れてこの町に戻って来たのは確かで、後にこの町の町長を務めて、息子や娘を州議会議員に送り込んでいる。

 

 この母親は一度落選したことがあり、その後フィリピン人夫を町長選に身代わり立候補させて当選させたがその時の票差は一桁台であったが、この夫というのが国家警察の元高級幹部で、ドゥテルテが違法薬物に関与している人物として名指しで非難した人物であった。

 

 そのために政権側から暗殺される話は常にあって、実際港で一家が暗殺団に襲撃されたこともあり、今でもこの一家の周りはボディーガードががっちり固めていてこんな田舎の町でと異様さを感じる。

 

 今年2022年は選挙の年で、町長選で息子は再選を目指すが、州議から町長に鞍替えしたその後釜に妹が出て当選し、こういう田舎でも政治王朝を着々と形成しているのが分かり、裏では元警察高官の義父の影響で警察力を使って町の批判側を抑え込む威嚇政治が行われている。

 

 こういった中世さながらの政治状況はフィリピン中行われていて、現大統領のドゥテルテにしてもダヴァオ市を一族で長年牛耳り、日本の自民党どころではない世襲蔓延で、フィリピンが貧困から抜け出られないのもこういった政治状況があるためだが、一番悪いのはそういったろくでもない連中を選ぶ選挙民ともいえる。


  Homepage: http://cebushima-blg.jugem.jp/
Updated: 2022/02/05 (土)

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