 このお粗末な国会議員は、いずれも政権党の民主党所属で、党副代表の石井一参院議員、参院議員の那谷屋正義、衆院議員の生方幸夫の3人。
石井は『東日本大震災対策本部』の副本部長を務めていて、震災、原発の見通しが立たない状況の中で外遊、しかもゴルフで遊んでいたとして批判を受け、対策本部副本部長職を辞任、他の2人の議員も国会や党における役職を辞任した。
石井は日比友好議員連盟の日本側会長を務めているため、今回のフィリピン行は公務でありフィリピン側の要人と会談しているとアリバイ作りをしたが、ボロボロと嘘が露出して、結局辞めざるを得なかった。
掲載した写真のように日本のマスコミが張り付いて後を追っているなど気が付かない少々鈍い中でゴルフをし、しかもその時のスコア・カードまでマスコミに取材されて写真入りで報じられている位で、その脇の甘さが招いた辞任劇といえる。
この一連の動きを見て、フィリピン人は日本の政治家を見る目が厳しいことを認識し、フィリピンの汚職犯罪で挙げられる政治屋連中のしぶとさ、厚顔ぶりを改めて感じたようだ。
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