フィリピンが丸見え!最新ニュース, 地域・生活情報発信!
[]  01-01
[]  01-01
[]  01-01
フィリピンニュース
   

ニュース
政治
経済
社会/文化
ニュースの壺
インタビュー
情報
概況
歴史
政治/政府
地方行政
統計資料
歴代大統領
国民的英雄
地図
コラム
セブ島工房
英語学校奮闘記
大野のブログ
ICANまにら
KAZU
JRエクスプレス
マニラ社長
BUNBUN
ダルマ大将
志乃(Shino)
反町真理子
RYO
ダイチャング
あん
ライフ
・生活情報 
・CEBU   ・MANILA
・CLARK  ・BAGUIO
・DAVAO  ・ILOILO
・BACOLOD
・他の地域
PR
 
【国会】 成立するか『世襲制限法案』 下院委員会は通過 - フィリピンニュース, 現地生活 最新情報発信
政治
   
  【国会】 成立するか『世襲制限法案』 下院委員会は通過

 フィリピンの国会議員や自治体首長など公選の公職に就いている者で、世襲でない人物を探すのは困難で、これは世界的な傾向でもあり、日本も国会議員はその毒に汚染されて選良としての質の低下がはなはだしい。

 フィリピンの場合、アキノ(母)政権の時に制定(1987年)した現憲法内に『国は公職に就く機会均等を保証し、別に定める法律で(議員職などの)政治的世襲を禁じる』と明記されているのだが、『別に定める』という文言が曲者で、自らの首を絞めるようなことは決してしない国会議員によって、法案は一度も制定されず、今日に至っている。

 しかし、201311月、下院の関係委員会で『世襲制限法案』が可決される画期的な出来事があった。この後に下院本会議、上院と越えなければならない山はいくつもあり、法案成立を目指す一部議員からこの法案を優先議題にして、審議する要求がアキノ大統領【写真】に出された。

 同法案の骨子は規制対象として『2親等以内の親類2人以上が同時期、あるいは一部重複した期間などに公職に就いたり、立候補を禁ずる』内容となっていて、これでは議員の成り手が消えてしまうと、世襲によって特権を維持していた議員は大反対で、早くも法案は流産ではないかと審議前に見通されている。

 この世襲の蔓延は汚職の源と誰でも分かっていて、例えば1986年のエドサ政変の時にハワイに逃げた過去などすっかり忘れている、マルコス元大統領の妻イメルダは現下院議員、その娘は州知事、息子は24人しかいない上院議員と、領主気分で地元で強固に根を張っている。

 一方この法案を優先にするように求められているアキノ現大統領にしても、期間は空いているというものの世襲、その従弟や親類には上下院議員が居て、何かと話題を提供する芸能人の妹が次期上院選挙に出るのではとささやかれている始末。

 このような世襲問題だけでなく、フィリピンでは連続3回、計9年以上は下院議員、自治体首長、自治体議員を続けられない立候補制限の規定を持つが、9年続けても3年間を一度休めば3年後に立候補できるザル法。

 空けた3年間を妻や娘といった身内に取り敢えずやらせて、中には手下にやらせる者もいて、3年後に復帰する手法が蔓延。

 これで面白い例としては、セブ市長の座を巡って昨年はその手を使っていた老獪な人物が、身代りに一期やらせた候補者に負けるという寝首をかかれる珍しいこともあったが、これは例外な方。

 他にもミンダナオ島最大都市ダバオ市では、娘に1期やらせて、市長だった本人は副市長に居直り、昨年の選挙でまた市長に復活、こういった手で何十年も政治を私する輩は枚挙にいとまがない。

 こういった手法を使う候補者に対して票を入れる選挙民も愚かと批判するのは外部の眼だけで、選挙区の住民にとってはおこぼれにあずかれる盤石の政治体制であり、理想よりも現実が勝っている。

 このようにして世襲を幹にして一部の人間が長期に渡って政治を独占、風通しが悪くなって汚職を根絶できないのがフィリピン政治の問題と、長く指摘されているが、今回の法案にしても『いつものポーズ』だけとの冷めた声も強い。


Updated: 2014/01/30 (木) 07:53

Share |
 
フィリピン政治ニュース ::: フィリピン・インサイド・ニュース(Philippines Inside News)
 フィリピンの二大テレビ・ラジオネットワークの一つである『ABS-CBN』会社の事業免許が、5月5日で切れて同会社は午後7時52分のニュース番組を最後に放送が途絶えた。  日本でい..   (2020-05-07)
【在フィリピン日本大使館 4月2日16時40分発表より転載】フィリピンのセブ州等ビサヤ地方(セブ領事事務所管轄区域)にお住まいの皆様及び旅行者の皆様へ在フィリピン日本大使館1 ..   (2020-04-02)
在フィリピン日本大使館 3月29日15時10分発出より転載●セブ州より,「強化されたコミュニティ隔離措置(Enhanced Community Quarantine)」に係る具体的なガイドラインが発表されました。●発..   (2020-03-30)
在セブ領事事務所 3月26日午後2時50分発出から転載(セブ州等ビサヤ地方に滞在中の方向けの情報)●3月25日,セブ州政府は,同州に「強化されたコミュニティ隔離」の措置をとる旨..   (2020-03-26)
【在フィリピン日本大使館3月22日午後2時55分情報より転載】●3月21日,セブ州は,学生及び65歳以上の者は24時間の外出禁止とするとの新たな措置を発表しました。●その他の地..   (2020-03-22)
【在フィリピン日本大使館 3月19日午前1時41分発表より転載】●3月18日、ノグラレス大統領府長官は17日よりルソン地域全域において実施中の「強化されたコミュニティー隔離措置」につ..   (2020-03-19)
【在フィリピン日本国大使館3月17日午後3時30分発表より転載】フィリピンにお住まいの皆様及び旅行者の皆様へ在フィリピン日本国大使館●15日,ガルシア・セブ州知事は,空路でセブ..   (2020-03-17)
フィリピンにお住まいの皆様及び旅行者の皆様へ在フィリピン日本国大使館1 3月16日,メディアルディア官房長官名で新型コロナウイルス対策への対応措置に関するメモランダムが..   (2020-03-17)
在フィリピン日本国大使館 2020/03/14 (土) 18:25発表より転載【フィリピン国内の現状】   1 3月14日,フィリピン大統領府は,新型コロナウイルス対策に関する官房長官から..   (2020-03-15)
 親米なのか反米なのかその政治的スタンスがコロコロ変わるドゥテルテ大統領だが、巧みに使い分けて小国フィリピンの利益を守っていると評価する者もあれば、単なる気分屋と非難す..   (2020-02-27)
 フィリピンで全国ネットワークを展開するテレビ会社は民間で3社、国営2社の5社がある。 その内、民間ではABS-CBNとGMAが激しい視聴率競争を行っているが、いずれの事業者も政府..   (2020-02-13)
 昨年12月に発生が確認されていた『新型コロナ・ウィルス』による肺炎は、発生源とされる中国・武漢市当局と中央政府の不手際から、世界中に拡散し既に公式発表でも罹患者数1万5千..   (2020-02-03)
 1996年に開設された在フィリピン日本大使館セブ出張駐在官事務所が、2021年1月を目途に総領事館に昇格することが明らかになった。 セブの駐在官事務所が総領事館に昇格するのは数年..   (2020-01-15)
 2016年5月に行われた正副大統領選は大統領に最初は泡沫候補であったドゥテルテ、副大統領にはアキノ与党が擁立したロブレドが当選した。 ロブレドの対立候補は近代フィリピン史上..   (2019-10-17)
 CNNが伝えることによると、ロシアを訪問したドゥテルテ大統領は、10月5日首都モスクワで在留フィリピン人向けの会合において演説を行い、自身が『重症筋無力症』に罹患していること..   (2019-10-08)
 国連はいくつもの常設理事会を持つが、国際社会の人権状況を改善しつつ、深刻かつ組織的な人権侵害などに対して早急に対処するために国連人権理事会がある。 同理事会の英名は(..   (2019-09-25)
12345678910,,,30
ニュース コラム ライフ
フィリピン留学情報
MAAS!留学
セブ島留学・セブ留学ならMAAS!(マーズ)留学へ
メルマガ購読(無料)

メールアドレス(半角) 
Share |
会社紹介お問い合わせお知らせディレクトリ
全体:831,270 今日:5 昨日:113
PH-INSIDEに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
E-mail: help@ph-inside.com
Copyright (C) 2002 ph-inside.com. All rights reserved.