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【怠惰】 アキノ政権は『ミンダナオ大虐殺』事件解明にやる気なし! - フィリピンニュース, 現地生活 最新情報発信
政治
   
  【怠惰】 アキノ政権は『ミンダナオ大虐殺』事件解明にやる気なし!



 2009
1123日アロヨ政権末期、ミンダナオ島マギンダナオ州で58人以上が殺された『マギンダナオ大虐殺事件』が発生。

 この事件は多数のジャーナリストが含まれしかも殺害後、重機を使って犯行現場に遺体を埋めるという残虐な結果から世界を震撼させたが、事件から6年経ちながら事件首謀者及び関与者などの裁判、捜査は進展していない。

 事件は現職の知事2人と町長3人、その配下の『私兵』が対立する政敵を狙った計画的な犯行で、捜査の結果197人を特定して起訴。

 しかしながらその内、逃走したのが86人で、いまだ逮捕に至っていない。

 また起訴後の裁判に関して審理は全く進んでいなくて、現在関わっているのは拘置中の111人の『保釈』を認めるかどうかといった段階で、事件の審理にはまだほど遠い。

 このような裁判の遅滞に対して、各界から批判の矢が投げられているが、アキノ政権は既に次期政権に問題を丸投げさせる構えで事件解明には及び腰となっている。

 フィリピンの欠陥といえる裁判制度に対して、多くの犠牲者を出したフィリピン・ジャーナリスト関連機関からは事件解明を迅速に行うために①政府や民間各界からの人間による対策機関の設置。

 ②公判手続きの見直しを計り、遅滞の原因対策を策定。③警察の科学的捜査技術の推進。④証人保護制度の問題点を改める。⑤検察官の増員を行う。など提言がなされている。

 しかしながら政府高官は『裁判を管轄するのは最高裁であり、我々には改善する権限はない』と、逃げを打つばかりでアキノ政権のやる気のなさを露呈している。

 また、逃亡中の86人に対しても、捜査する警察の高官は『連中はミンダナオで跋扈する反政府武装グループに加わっていて手が出せない』と任務を公然と放棄した状態になっている。

 この事件では現職警官62人が犯行に加わり起訴されているが、この62人に対しても国家公安委員会は懲戒など何らの処分を行っていなくて、残虐な重大事件に加わったその身内をかばう体質に批判が集まるが、当委員会は『他の関係機関からの承認を待っている段階』と、6年が経過しているのに全くやる気のなさで終始している。

 このように政府機関同士のやる気のなさ、責任転嫁によって事件の解明は進まず、また裁判所の非能率さも相まって、最終的に決着が出るのは100年後だという嘆きも出ている。

 この事件はアロヨ政権末期に発生したが、アロヨが政治的思惑で犯行グループを野放しにしていた事。

 また、フィリピンは国軍の下に『民兵』組織を認めていて、これが地元有力政治家の『私兵』となって、政敵や少数民族を殺す集団となっていると指摘されているが、アメリカ映画『ランボー』に心酔するこれら殺人集団は、銃器野放しの国情もあって容易に解決されず、アジアでは有数の『テロ発生国家』としてフィリピンはタイと並んで先頃指摘されている。


Updated: 2015/11/24 (火) 10:59

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