フィリピンが丸見え!最新ニュース, 地域・生活情報発信!
[]  01-01
[]  01-01
[]  01-01
フィリピンニュース
   

ニュース
政治
経済
社会/文化
ニュースの壺
インタビュー
情報
概況
歴史
政治/政府
地方行政
統計資料
歴代大統領
国民的英雄
地図
コラム
セブ島工房
英語学校奮闘記
大野のブログ
ICANまにら
KAZU
JRエクスプレス
マニラ社長
BUNBUN
ダルマ大将
志乃(Shino)
反町真理子
RYO
ダイチャング
あん
ライフ
・生活情報 
・CEBU   ・MANILA
・CLARK  ・BAGUIO
・DAVAO  ・ILOILO
・BACOLOD
・他の地域
PR
 
【風化】 マギンダナオ虐殺事件から9年 裁判は進まず - フィリピンニュース, 現地生活 最新情報発信
政治
   
  【風化】 マギンダナオ虐殺事件から9年 裁判は進まず
 20091123日、ミンダナオ島マギンダナオ州で起きた『虐殺事件』から9年経ったが、虐殺に関与し逮捕、起訴された106人は公判中ながら、一向に進まぬ裁判に遺族をはじめ関係者は焦燥を隠せない。

 また、同事件では他に起訴されながら逮捕を免れるために逃亡している裳のが70人以上にも上がり、捜査当局の怠慢も指摘されている。

 この事件は2010年に行われる正副大統領選を除く全国選挙の立候補届に行く一行の車列が白昼、襲撃され58人が殺害された。

 その殺害された中に車列に同乗していた報道関係者32人が含まれていて、国際的なニュースともなった。

 事件は当時のマギンダナオ州の権力支配者のアンパトゥアン一族が、対立する一族から同州知事選に立候補を阻止するための犯行で、その単純な発想には強い批判が起こったが、フィリピン中、同様な政治的抹殺は日常茶飯事で少しも改まっていない。

 犯行首謀者は殺害された側の政敵であったマギンダナオ州知事のアンダル・アンパトゥアンで、その息子の同地域のイスラム教徒自治区(ARMM)知事、同じく息子の町長など公職者が武装した私兵団を使って恐怖政治を同地域で行っていたのも明るみになった。

 こういった私兵団がフィリピンでは跋扈していて、特にミンダナオ島では反政府武装組織を牽制するために、政府側が積極的に支援している。

 中でも、事件のあった時期の大統領はアロヨであり、アロヨとアンパトゥアン一族との癒着も指摘されていて、これが裁判が進まない一つともいわれている。

 アロヨは大統領退任後に汚職などの罪で逮捕され、長期間拘置されていたが、身を守るために地元パンパンガ州の下院議員になり、現在は下院議長として完全に復活。

 裁判の遅れだが、司法制度の欠陥もあって、刑事、民事共にあらゆる裁判案件に時間がかかり過ぎるとの指摘は以前からあるが、ドゥテルテ政権でも同じで、そのため面倒な裁判を経ない方が簡単という発想がドゥテルテ政権による1万人以上が殺害された違法薬物関与者抹殺政策の底流にあるとまでいわれている。

 しかしながら、昨年ミンダナオ島マラウィ市で発生したイスラム武闘派による占拠事件では、一部起訴者の一審判決が先頃出されていて、司法制度の欠陥ではなく政府と司法当局のやる気の問題ではないかとの指摘がなされている。

 マギンダナオ虐殺事件はもう過去のものとして当局は怠慢を決め込んでいて、また次から次と殺人事件の発生するフィリピンでは、世論の記憶も薄れ、虐殺事件の全面解決は永遠にないとまでいわれている。


Updated: 2018/11/24 (土) 11:27

Share |
 
フィリピン政治ニュース ::: フィリピン・インサイド・ニュース(Philippines Inside News)
 5月に行われた選挙でドゥテルテ与党は上下院選、地方選共に大勝し、これまでも強硬であった治安路線が更に強化されるのではと指摘されているが、その兆候が相次ぐ『人権派活動家..   (2019-06-25)
 定員24人、任期6年の上院議員選は3年ごとに半数の12人が改選されるが、2019年選挙では、ドゥテルテ大統領陣営が立ち上げた党及び親ドゥテルテ党派が12人中11人が当選。 アキノ前大統..   (2019-06-12)
 アメリカのトランプや日本の安倍を見るまでもなく、何処の国の権力者も身辺問題を追及されると激怒、あるいは無視、時には名誉棄損だとして裁判を起こすなど恫喝するのが常套手段..   (2019-04-25)
 1980年代に『飢餓の島』としてクローズアップされ、日本を含めてNGO(非政府組織)などによる国際的な救援活動が行われたネグロス島で、フィリピン国軍と国家警察特殊部隊による地..   (2019-04-02)
 3年に1度、5月13日に投票が行われる選挙は、全国区の上院議員と下院議員比例政党別の選挙運動は既に始まっているが、3月29日からは下院議員地方区、自治体首長、自治体議員の選挙運..   (2019-03-29)
 4月を目前にしたこの時期に、日本が創設した5年間で最大35万人の外国人労働者を受け入れる計画は体制が整わないまま見切り発車の様子を呈している。 3月19日、日本の厚生労働省、..   (2019-03-22)
 フィリピン国家統計局は、3月1日現在のフィリピンの総人口は推定1億840万人と発表した。 この数字は正式に届けられた出生数を基にしているが、人口問題を扱う民間機関の調査による..   (2019-03-13)
 デング熱、マラリアなど熱帯性疾病を撲滅できないフィリピンでは、近年デング熱に対して有効として開発されたワクチンの接種が進められ、アキノ政権時代の2016年4月から公立学校な..   (2019-03-04)
 ミンダナオ島イスラム自治政府(人口450万人以上)の帰属を巡って、1月21日と2月6日に実施された住民投票により、従来のイスラム教徒ミンダナオ自治区(ARMM)に変わる『バンサモロ・..   (2019-02-25)
 5月13日の投票日に3ヶ月を残す2月12日(火曜日)、上院議員【写真は上院議場の入り口】と政党別下院議員の選挙運動が始まった。 この日は選挙管理委員会が認めた選挙運動解禁日で..   (2019-02-13)
 今年の5月13日にフィリピンは正副大統領を除く全国選挙が行われるが、選挙運動は解禁されていないのに資金力に物を言わせた違法な事前運動は激しさを増し、それに対して無策なのは..   (2019-02-06)
 内戦の続くミンダナオ島イスラム地域の平和への一歩とされる、イスラム自治政府を創設するために『バンサモロ基本法(BOL)』が制定され、その承認と帰属領域を巡って1月20日に該当..   (2019-02-01)
 フィリピン版『一国二制度』ともいわれる、ミンダナオ島一部地域にイスラム自治政府を創設するために『バンサモロ基本法(BOL)』が制定され、その承認と帰属領域を巡って1月20日に..   (2019-01-23)
 今年の5月13日(月曜日)にフィリピンは3年に1度の全国選挙が行われ、この選挙は正副大統領以外の上院議員半数と下院議員全員、自治体首長と自治体議員全員が洗礼を受け『中間選挙..   (2019-01-13)
 人口の実数では既に日本を追い抜いているのではと言われるフィリピンの統計局(Philippine Statistics Authority=PSA)が、2017年の出生数に関する統計を発表した。 ただし、この数字は正式..   (2019-01-04)
 前名が『住商フルーツ』というように、日本の大手商社住友商事傘下の『スミフル』で働く従業員達が、正規雇用要求や組合員に対する弾圧を止めるように12月18日、首都圏パサイ市に..   (2018-12-19)
12345678910,,,29
ニュース コラム ライフ
フィリピン留学情報
MAAS!留学
セブ島留学・セブ留学ならMAAS!(マーズ)留学へ
メルマガ購読(無料)

メールアドレス(半角) 
Share |
会社紹介お問い合わせお知らせディレクトリ
全体:785,940 今日:93 昨日:139
PH-INSIDEに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
E-mail: help@ph-inside.com
Copyright (C) 2002 ph-inside.com. All rights reserved.