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【選挙】 2016年大統領選 汚職疑惑に包まれる副大統領が一番人気 - フィリピンニュース, 現地生活 最新情報発信
政治
   
  【選挙】 2016年大統領選 汚職疑惑に包まれる副大統領が一番人気
 現副大統領のビナイは、前回の正副大統領選では汚職で現職大統領の座を滑ったエストラダと組んで立候補。

 最初は泡沫候補と見られていたが、アキノ現大統領と組み当選確実といわれたロハス(現内務自治長官)を僅差で退け『奇跡の勝利』といわれた。

 ビナイは貧しい家の出身を売り物にしているが、フィリピンで一番裕福な自治体である首都圏マカティ市の市長を延々と四半世紀近くも務め権力基盤を築いた。

 その息子は副大統領選に出た父親の後を継いで現マカティ市長と、フィリピンで津々浦々にある政治屋ファミリーを着々と形成。

 副大統領当選の余波をかって、娘はその能力と経験を疑問視されながらも上院議員に当選。

 得意絶頂の中、2016年大統領選に野望を燃やしエストラダを始めとする、現アキノ政権に敵対する野党連合から大統領選に立候補する動きを見せている。

 フィリピンは世論調査で政治が動く国といわれているが、9月下旬に行われた民間の世論調査会社によると、次期大統領選候補者支持率調査ではビナイは支持率31%で前回に続いて1位に付けた。

 しかし、3ヶ月前の同調査では41%の支持があり、10ポイントの大幅な減少となった。

 これはビナイが市長時代に建設した豪奢な市庁舎【写真】で莫大な裏金がビナイに流れたのではという疑惑がかつての部下などの告発により勃発。

 ビナイ側は次期大統領選を有利に進めたい現政権側の陰謀と抗弁するが、真相は藪の中、ビナイ側には積極的に事実を解明する熱意がないのも事実。

 この汚職疑惑によってライバルと目される候補予定者は軒並み支持率が上昇。特に前回選挙の雪辱を狙うロハスは5ポイント増の13%で前回調査の4位から2位に躍進。

 3
位にはガンを告白しながらも、舌鋒鋭い気性に国民的人気の高いサンチャゴ上院議員(11%)。

 4
位はアロヨ前大統領との大統領選一騎打ちで、不正によって落選したのであって本当は勝利したと今も騒いでいる元人気映画俳優の娘だったのが唯一の売り物のポー上院議員(10%)。

 5
位はフィリピンの不思議な政治状況、選挙民意識を象徴する追放された元大統領エストラダ現マニラ市長(10%)と続く。

 この他親の七光組のエスクデロ、独裁者の息子のマルコス両上院議員やニュースキャスター出身の元副大統領のデカストロと続き、真面目に世論調査をやっているとは思えない結果となっている。


Updated: 2014/10/01 (水) 22:33

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