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【逆転】 次期大統領選 独走していた副大統領 2位に陥落 - フィリピンニュース, 現地生活 最新情報発信
政治
   
  【逆転】 次期大統領選 独走していた副大統領 2位に陥落

 選挙というより『人気投票』に近い次期大統領選(20165月)の最新世論調査によると、野党陣営から出馬するビナイ副大統領(元マカティ市長)の支持率が激減。

 それに代わって上院院議員(1期目)のグレース・ポー【写真】が大幅に増加し、支持率30%で首位に躍り出た。

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月の同調査によるとポーは前回より16ポイント上昇。一方、各種世論調査で首位を維持していたビナイは前回より7ポイント減、過去最低の支持率22%だった。

 これはアキノ政権がビナイ追い落としを目論んだ、マカティ市長時代(計618年間)の汚職疑惑に対して、真相解明を逃げている姿勢に嫌気をさした従来の支持者が離れている影響と見られている。

 今回首位に躍り出たポーは2004年の大統領選で前大統領アロヨの対抗馬として出馬し僅差で敗れた、著名な映画俳優のフェルナンド・ポー・ジュニアとやはり著名な映画女優だったスーザン・ロセスの娘で46歳。

 前回2013年の上院選で初出馬して当選したが『親の七光り』状況で、フィリピン国民は現大統領アキノを見るまでもなく『七光り』風土が非常に強く、今回、さしたる実績もないポーが次期大統領選の世論調査で首位になるなどその結果ともいえる。

 今回のポーの支持率の分析だが、増加幅の大きかった地方は首都圏を除くルソン地域で23ポイント上昇の36%。ヴィサヤ地方が14ポイント増の30%。首都圏16ポイント増の32%と軒並み支持率を上げている。しかしながら紛争の続くミンダナオ地域は4ポイント増に留まる15%と伸び悩んだ。

 社会階層別に見ると、中間層が19ポイント増の31%。貧困層は16ポイント増の31%。最貧困層は12ポイント増の25%となり、支持層が万遍なく広がっているのが分かる。

 首位を独走していたビナイの地域別支持率では全域で410ポイント下落し、社会階層別でも30%以上の支持を得ていた貧困層で10ポイント減の20%。同様に最貧困層でも6ポイント減の26%となり汚職疑惑による支持基盤の揺らぎが顕著となっている。

 なお、3位以下の調査結果だが、ミンダナオ島ダヴァオ市長のドゥテルテが3ポイント増で15%の支持を集めたが、本人は落選確実な大統領選よりは長期間独裁する市長職に固執している模様で出馬の意思は示していない。

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位は元大統領の孫のロハス内務自治長官が6ポイント増と伸ばしたがやっと10%の支持率で、アキノ大統領の後継候補となっているが現実は甘くない状況。

 また、フィリピン的な支持率というべきか、アロヨによって大統領職を追われ汚職で有罪となり、恩赦後懲りずに前回大統領選に出馬し次点となり、現在はマニラ市長を務める元俳優のエストラダがロハスと同率の10%の支持を集めている。


Updated: 2015/06/25 (木) 21:26

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