フィリピンが丸見え!最新ニュース, 地域・生活情報発信!
[]  01-01
[]  01-01
[]  01-01
フィリピンニュース
   

ニュース
政治
経済
社会/文化
ニュースの壺
インタビュー
情報
概況
歴史
政治/政府
地方行政
統計資料
歴代大統領
国民的英雄
地図
コラム
セブ島工房
英語学校奮闘記
大野のブログ
ICANまにら
KAZU
JRエクスプレス
マニラ社長
BUNBUN
ダルマ大将
志乃(Shino)
反町真理子
RYO
ダイチャング
あん
ライフ
・生活情報 
・CEBU   ・MANILA
・CLARK  ・BAGUIO
・DAVAO  ・ILOILO
・BACOLOD
・他の地域
PR
 
【自治】 フィリピン版『一国二制度』 問題多くも前進 - フィリピンニュース, 現地生活 最新情報発信
政治
   
  【自治】 フィリピン版『一国二制度』 問題多くも前進

 フィリピン南部ミンダナオ島の『内戦』は、従来イスラム教徒が多数を占める同地への中央政府の政策によるキリスト教徒の移住、開拓、それに対するイスラム教徒側の反撃、及びミンダナオ島に豊富な『資源』を巡る利権の争奪が原因と見做さていた。



 このため1970年代からイスラム系反政府武闘組織が相次いで結成され、政府軍と長い間、熾烈な戦闘を繰り広げられていたが、イスラム教徒が支配する地域に自治政府を認める法案が、上下下院の承認後の726日、ドゥテルテ大統領の署名が成され、発効の運びとなった。

 この法案は『バンサモロ基本法』と呼ばれ、発効後90日から150日以内に自治政府地域を定める住民投票が行われる。

 この自治政府だが、武闘闘争の結果1990 年からミンダナオ島の2州と島嶼部の3州の計5州でイスラム教徒ミンダナオ自治区(ARMM)が創設されたが、内部の権力闘争や自治政府の腐敗などで機能が不全な状態が続き、『分離独立』を叫ぶイスラム武闘派の力は強まりミンダナオ島から戦火は消えなかった。

 このため、より高度な自治機能を持つ政府を認める方向で、前アキノ政権から武闘派組織との交渉が進み2014年までに和平協定が成された。

 今回の『バンサモロ基本法』はフィリピン政府の歳入の5%が交付され、自治区内で徴集された税金は75%が自治政府、25%が中央政府に入るように設定する一方、外交や国防部門は従来通り中央政府の管轄となった。

 この基本法で特筆されるのは、自治区内のイスラム教徒にはイスラム法に則った司法制度が施行され、イスラム教徒以外はフィリピンの一般法かイスラム法を選べることで、実際の運用の面で危惧されている。

 なお、自治政府移行スケジュールだが、自治区の領域が住民投票で決まった後、武闘組織のメンバーと現在のARMMの議員からなる『バンサモロ移行局(BTA)』が作られ、BTAは暫定的な行政権と立法権を持ち、大統領の任命によって首相代行が置かれる。

 その後、2022年に最初の選挙が行われ、BTAは解体され、正式な自治政府が発足することとなる。

 この制度は中国が香港との間に50年間の自治を保証をした『一国二制度』と似ているとの指摘もあり、中国が強権的に香港の自治を踏みにじっている現状からドゥテルテの時代は良くても先は分からないという声も上がっている。

 最初に行われる自治区域確定の住民投票にしても、賛成派と反対派による衝突が予想され、また憲法違反の声も根強く、ドゥテルテや中央政府の思惑通りいくかどうか不確定な要素が多く、ミンダナオ島から戦火はなくならないとの指摘もある。


Updated: 2018/07/27 (金) 13:00

Share |
 
フィリピン政治ニュース ::: フィリピン・インサイド・ニュース(Philippines Inside News)
 2019年5月に行われる次期選挙の中で、12人しか当選枠のない上院議員選挙は一番注目が集まるが、立候補予定者の下馬評、人気度ともいえる支持率調査が民間調査機関『パルスエイシア..   (2018-09-25)
 日本の外務省のフィリピンにある日本公館は、マニラ首都圏にある大使館、セブとダヴァオの2ヶ所に出張駐在官事務所があり、大使館と駐在官事務所の間にある総領事館はない。 日..   (2018-09-11)
 フィリピン統計局(PSA)が9月5日に発表した8月の消費者物価指数(CPI)は、7月の前年同月比5.7%からさらに上昇し、6.4%となった。 このCPIは2013年以降で新しいインフレ率算定基準が..   (2018-09-08)
 フィリピン最高裁判所の裁判官(判事)定員は15人で、定年は70歳と定められている。 今年5月に最高裁長官が判事の投票で解任されるという異常な事態に陥っていた最高裁で、後任の..   (2018-08-29)
 先の戦争での日本人戦没者は約240万人といわれている中、フィリピンは一番多く51万人を超えている。 ただし、この数字は旧軍人の数であり、軍に属さない在留邦人など多数、またフ..   (2018-08-19)
 戒厳令を発令中のミンダナオ島全域と近隣島嶼部では先の見えない状況が続いているが、ミンダナオ島西部に浮かぶ島、バシラン州の検問所で爆発事件があり死者11人、負傷者5人を数え..   (2018-08-09)
 フィリピン南部ミンダナオ島の『内戦』は、従来イスラム教徒が多数を占める同地への中央政府の政策によるキリスト教徒の移住、開拓、それに対するイスラム教徒側の反撃、及びミン..   (2018-07-27)
民間調査会社SWSが7月に公表したドゥテルテ大統領に関する支持率調査では、就任以来最低の支持率であったことが明らかになったが、同調査会社と競う『パルス・エイシア(PAR)』社が7..   (2018-07-15)
 民間調査会社SWSが6月27日から30日にかけて、ドゥテルテ大統領【写真】に関する支持率調査が、全国の成人1200人を対象にして実施され、7月10日、その内容が公表された。 それによると..   (2018-07-12)
 日本や中国などからのODAで国内大型インフラを政府主導で進めて、景気浮揚を図るドゥテルテ政権は3年目に入っているが、外国からの投資減、ペソ安、株価下落が続き、6%台の高い経..   (2018-06-29)
   ENDO(end-of-contract)と名付けられている、6ヶ月ごとに労働者を解雇し、再雇用を繰り返す悪しき労働形態がフィリピンにはあり、ドゥテルテ大統領はENDOを大統領令で撤廃するよ..   (2018-05-30)
  5月14日に全国で行われた『バランガイ』議長と議員及び『青年評議会(SK)』議員を選ぶ選挙が行われ、実施当局は『概ね平穏』と評価するが、選挙期間中に対立陣営から殺害され..   (2018-05-19)
 フィリピンの最高裁判所判事の定員は15人で、定年は70歳。その任命は時の大統領が行う。 長官はアキノ前大統領が任命したソレノ【写真】であったが、5月11日、最高裁判事14人(ソレ..   (2018-05-13)
 兄弟の経営する会社に6000万ペソ(約1億2500万円)を広告費として支出して、国営テレビ局の番組を制作させた疑惑が抱かれている観光庁長官が5月8日、辞任をした。 この問題は会計検..   (2018-05-09)
 フィリピンの労働契約形態に、雇用側は労働者が就労後6ヶ月を過ぎたら正規に雇用する義務を負っている。 しかし、これには抜け道があって『ENDO』と呼ばれる、6ヶ月ごとに自動的に..   (2018-05-03)
 人権や反対派に締め付けの目立つドゥテルテ政権だが、フランス・パリに本部を置くジャーナリストの国際的NPO『国境なき記者団』が2017年度の『報道自由度ランキング』を公表した。..   (2018-04-27)
12345678910,,,34
ニュース コラム ライフ
馬脚を現すマルコス大統領
【軍事】 自衛隊の警戒管制レ..
フィリピンと日本の戒厳令の歴..
【通貨】 ペソが史上最安値に..
【本気】 オンライン博奕(POG..
マルコス戒厳令布告から50年目..
胡散臭い日本のODA
【運賃】 交通機関 相次ぐ値..
【渋滞】 新車国内販売 コロ..
【鈍感】 セブ市 この時期に..
略伝 フィデル・ラモス (下..
略伝 フィデル・ラモス (上..
【貧困】 セブ・マクタン島沖..
【果実】 ダヴァオ地方のドリ..
政権が無視する『ニノイ・アキ..
【教育】 新学年度始まる 通..
【決定】 中央銀行 政策金利..
【摘発】 セブ市で韓国人グル..
セブで考える元大統領ラモスの..
【間近】 マリオットが セブ..
21【歴史】 ラモス元大統領 逝..
22【災害】 ルソン島山岳部で ..
23【凶弾】 名門大学卒業式当日..
24セブから見える元首相の殺害事..
25【問題】 貧困層への現金給付..
26セブで見る カラバオ(水牛)..
27【暴利】 金利が高額な中国の..
28セブで考える2022参議院選挙の..
29【太鼓】 マルコスを『ヨイシ..
30マクタン-セブに開通した第3..
31【賭場】 セブに出来る 巨大..
32セブ総領事館で投票をする
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50
51
52
53
54
55
56
57
58
59
60
61
62
63
64
65
66
67
68
69
70
71
72
73
74
75
76
77
78
79
80
81
82
83
84
85
86
87
88
89
90
91
92
93
94
95
96
97
98
99
100
【凶弾】 名門大学卒業式..+ 3415
セブ総領事館で投票をする+ 2694
【太鼓】 マルコスを『ヨ..+ 2669
【歴史】 ラモス元大統領..+ 2406
【災害】 ルソン島山岳部..+ 2301
セブで考える2022参議院選挙..+ 2289
マクタン-セブに開通した..+ 2265
セブから見える元首相の殺..+ 2253
【賭場】 セブに出来る ..+ 1974
セブで見る カラバオ(水..+ 1957
【問題】 貧困層への現金..+ 1867
セブで考える元大統領ラモ..+ 1739
【暴利】 金利が高額な中..+ 1511
【決定】 中央銀行 政策..+ 1155
政権が無視する『ニノイ・..+ 1124
【間近】 マリオットが ..+ 1104
【鈍感】 セブ市 この時..+ 1047
【摘発】 セブ市で韓国人..+ 904
略伝 フィデル・ラモス ..+ 868
略伝 フィデル・ラモス ..+ 816
21【果実】 ダヴァオ地方の..+ 791
22【貧困】 セブ・マクタン..+ 626
23【渋滞】 新車国内販売 ..+ 551
24【教育】 新学年度始まる..+ 509
25胡散臭い日本のODA+ 446
26【運賃】 交通機関 相次..+ 390
27マルコス戒厳令布告から50年..+ 332
28【本気】 オンライン博奕..+ 303
29【通貨】 ペソが史上最安..+ 283
30フィリピンと日本の戒厳令..+ 210
31【軍事】 自衛隊の警戒管..+ 80
32馬脚を現すマルコス大統領+ 41
33+
34+
35+
36+
37+
38+
39+
40+
41+
42+
43+
44+
45+
46+
47+
48+
49+
50+
51+
52+
53+
54+
55+
56+
57+
58+
59+
60+
61+
62+
63+
64+
65+
66+
67+
68+
69+
70+
71+
72+
73+
74+
75+
76+
77+
78+
79+
80+
81+
82+
83+
84+
85+
86+
87+
88+
89+
90+
91+
92+
93+
94+
95+
96+
97+
98+
99+
100+
フィリピン留学情報
MAAS!留学
セブ島留学・セブ留学ならMAAS!(マーズ)留学へ
メルマガ購読(無料)

メールアドレス(半角) 
Share |
会社紹介お問い合わせお知らせディレクトリ
全体:939,192 今日:97 昨日:114
PH-INSIDEに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
E-mail: help@ph-inside.com
Copyright (C) 2002 ph-inside.com. All rights reserved.