 フィリピンには風力発電所がルソン島北端の州北イロコス州に一ヶ所あるが、このほどヴィサヤ地方パナイ島イロイロ州ギマラス島に国内2番目の風力発電所が建設されることになった。
北イロコス州の風力発電所(写真)は海外からのODA案件で、フィリピン側は投資を行っていない。
ギマラス島の風力発電所はフィリピンのエネルギー私企業が事業費64億5,000万ペソ(約116億円)の巨費を投じるものでその投資成果が注目させられる。
商業運転開始予定は2013年11月と見込み、発電量は54メガワット、北イロコスの風力発電所の33メガワットをしのぐフィリピン最大の風力発電所となる。
ギマラス島はパナイ島最大の街であるイロイロ市と海峡を挟んだ対岸にある島で、特産はマンゴー、国立のマンゴー研究所がある島で知られる。

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