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【観光】 海外からの訪問者数 2013年も増加するが伸び悩み - フィリピンニュース, 現地生活 最新情報発信
経済
   
  【観光】 海外からの訪問者数 2013年も増加するが伸び悩み

 フィリピン政府はアキノ大統領の任期の切れる2016年までに、海外からの観光客を『年間1千万人目標』の掛け声で、汚職撲滅などと同様の優先課題の一つにしているが、213日、フィリピン観光省が発表した2013年度統計では、前年比9.56%増の468万人となった。

 これは2012年が前年比9%増だった数字から見ると、ほとんど横ばい状態で掛け声ほど伸びず、残る2年で目標1千万人の達成は非常に難しいと見られている。

 なお、アキノ政権の発足した2010年の前年比増加率は17%と勢いづいていたが、次の年は前年比11%増と、年々増加率が減り、明らかに勢いが鈍化していることが分かる。

 訪問者数の国別では1位は訪問者数の4人に1人は韓国人となる約117万人で、前年比13%増で相変わらず韓国では『アジアのハワイ』として、また英語を安価に学習できる国としてフィリピンは人気の高いことが分かる。

 次にアメリカが3%増の約67万人、日本が5%増の43万人強と続き、順位は変わらなかった。

 こういった緩やかな増加の中、激増したのは中国で、その数約42万人強で70%も前年から伸び、日本を追い越すのは時間の問題となった。

 フィリピンと中国は南シナ海の領有権を巡って激しく対立しているにも拘らず伸びたのは、フィリピンの旅行エージェントを経営するのは中国系がほとんどで、そのつながりと生来の商売上手が政治と観光は別という流れを生んでいるためと見られている。

 しかし、同じ中国系でも台湾は前年比36%減の約14万人となり、これは20135月にフィリピン沿岸警備隊による台湾漁船員の射殺事件が尾を引いているためと見られている。

 なお、フィリピン観光省は今年度の目標を600万人突破としているが、具体的な施策は乏しく、この数字の達成は早くも難しいと業界関係者は指摘している。

 アキノ政権が掲げる最終目標の1千万人達成など、入国カードに観光と記さない入国者数を加えるなど小細工をしても及ばない数字と辛い見通しもある。




Updated: 2014/02/15 (土) 08:17

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