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国民的英雄
エミリオ・アギナルド(1869−1964)
 1869年3月30日カビテ州カウィット町で生まれたアギナルドは、サンファン・デ・レトランで学んだ後にボニファシオのカティプナンに加わり、軍事的才能を発揮してスペイン軍を次々と破って名声を得る。
 1897年、革命政府の主導権を握ったアギナルドはカビテ州のテヘロス会議において反逆罪でボニファシオを有罪として処刑。憲法を制定してビアクナバト共和国を発足させる。スペイン軍との戦いが膠着状態に入るとビアクナバト協定を結び停戦、香港に亡命する。
 アギナルドは米西戦争勃発を機に帰国して革命戦争を再開、1898年6月12日にカビテ州カウィットの自宅で独立を宣言。 翌年1月23日、アギナルドは若干30歳でフィリピン共和国初代大統領に就任、議会を招集しマロロス憲法を批准、第1次共和国を樹立する。
 しかし、翌2月にはスペインからフィリピンを譲り受けたアメリカとの間で米比戦争が勃発、北部ルソンに後退しつつゲリラ戦を展開するも遂に1901年3月、イサベラ州パラナンで逮捕されアメリカの主権を認めた。
 第二次大戦後の1946年7月4日、第3次共和国が成立して独立が宣言された日のパレードでアギナルドは国旗を振った。1964年2月6日死去。