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国民的英雄
グレゴリオ・アグリパイ(1860−1940)
 北イロコスに生まれ1889年カトリック司祭となる。アグリパイはアギナルド革命軍に参加した司祭で1902年にカトリック教会から破門された。このため信者をローマ・カトリック教会からイサベロ・デロス・レイエスと一緒に設立した「フィリピン独立教会」に入会させた。アブリパイ司教は多くの信者を引きつけ、その数は100万人ともいわれた。
 彼の教会はローマ・カトリック教会の形式の多くを維持したが、告解と聖職者の独身主義を廃止し、後にユニテリアン派(父と子と聖霊の三位一体説とキリストの神性を認めず神の単一性を信じる宗派)と親しい関係を結んだ。アグリパイの死後、組織は内部対立に苦しんだが1961年にフィリピン独立教会と米国の聖公会との中間的な宗派に落ち着いた。
 米植民統治下で展開された反米民族運動にも積極的に参加、1935年9月の第1回コモンウエルス(独立準備政府)大統領選に出馬したがケソンに敗れた。1940年死去。