アロヨ大統領は22日、8月以来中断しているモロ・イスラム解放戦線(MILF)との和平交渉を再開するよう政府の和平交渉担当者に命じた。 北ラナオ州でMILFとの戦闘があり国軍兵士3人が負傷した21日に大統領が声明を発表、大統領が初めて公式に和平交渉再開について言及した。この日に行われた国軍創設73周年記念式典でのスピーチで大統領は、和平交渉の詳細について、1月8日の国軍との司令官会議で決まる見通しだと話した。 大統領は、「我々は平和と和平交渉再開を約束し、平和はミンダナオと国にとって唯一の進むべき道だ」と述べた。また、「国軍兵士は戦闘を望んでおらず、戦争は決して最終的な答えではなく平和を望んでいる」というヤノ国軍参謀総長の声明を歓迎した。 MILFとの和平交渉は、後に最高裁で違憲と判断された予備協議における先祖伝来の支配地に関する合意文書が破棄されるなどした8月にMILFの急進派がミンダナオで集落を攻撃したことなどから中断されていたが、先月には政府和平交渉団の団長にセギス外務次官を指名するなど政府の姿勢に変化が見られていた。(Star)