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国民的英雄
フィデル・ラモス 【就任期間:1992年−1998年】   出身:パンガシナン州
 第12代大統領。 1928年2月8日パンガシナン州リンガイェン町生まれ。フィリピン大学に学び、戦後は政府の奨学金を得て米国ウェストポイントの陸軍士官学校に入学、50年に卒業。翌年にはイリノイ大学で土木工学修士号を取得。 朝鮮戦争やベトナム戦争に従軍、陸軍特殊部隊の父として知られる。大統領軍事補佐官、国軍情報部長、国軍参謀次長などを歴任する。 参謀副総長時代の1986年、エンリレ国防長官やホナサン中佐ら国軍改革派(RAM)のメンバーと共にマルコス政権に反旗を翻して二月革命の口火を切る。同年アキノ政権誕生後は国軍参謀総長に就任、88年1月に国防長官に任命され反アキノ派に転じたRAMの統制や反政府勢力の鎮圧に努める。 1991年4月、大統領選を目指して与党「フィリピン民主の戦い(LDP)」に入党、同年7月国防長官を辞任する。しかし、LDPの指名を得られず12月にLDPを離党、翌年2月新党ラカスを結成、アキノ大統領の後継指名を受け大統領選に出馬、23年ぶりの民主的な選挙において僅差で当選する。 アキノ政権時の自由化政策を引き継ぎながらも、経済発展のためには他のASEAN諸国同様外資の積極的な導入が必要不可欠と判断し、阻害要因の排除に努めた。反政府勢力との和平を積極的に進め、電力事情の改善に力を尽くした。結果、諸外国からの投資は拡大し、他のASEAN諸国並に成長率を伸ばした。歴代大統領の中で最も多く外遊した大統領として知られる。夢に終わったマスタープログラムは2000年までに新興工業国(NIES)の仲間入りを果たす事を目的とした「フィリピン2000」。

大統領の素顔
協力:フィリピン国立図書館、フィリピン スター紙
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